思った通りにならないからといって、腹を立てるのは傲慢です。
思った通りにならない世の中、思った通りにならない家族や友人、思った通りにならない自分自身に、腹を立てても仕方ありません。腹を立てている暇があれば、その現実のなかで、自分に何ができるか考えましょう。現実を否定せず、そのなかで自分にできることを考える。それを習慣にすれば、日々の怒りは十分の一に減るはずです。by片柳神父
まさにその通りだと思う。
物事、自分の思い通りになるはずもなく、それが当たり前と思えるようになったらどんなに気が楽になるだろうか。
若い頃は、自分が努力さえすれば、自分の未来は思い通り(に近く)になると思っていたが、人間努力は必要だが、自分一人の力ではどうにでもなるわけがなく、一人壁にぶつかったものだ。
しかし、経験を重ねて自分の努力だけではどうしようもないこともあると言う事を学ぶ。だから、頭には来るが、以前に比べればイライラもずいぶん減ったなあと自分なりに思うのだ。
そしてまた、うまくいく事も当たり前ではないと分かれば、自然と周囲に感謝する気持ちが芽生えるというもの。
時に思い通りにならず逆ギレしている人を見て、気分が悪くなることもあるが、そこは寛大にみてあげられるようになりたいものだ。
人間全て経験。生涯修行かな。
