春一番?! | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

春一番?!イタリアでも春先に強風が吹くが、9日の土曜日もすごい1日であった。

 

 

朝自転車で空手の稽古に出かける途中、いつも道路右端を走行しているが、大きな交差点前で私の真前に大きな木の枝が落ちており、それを避けようとしたら、赤信号前で皆徐行していたのにも関わらず、いきなり私の左横を凄い勢いで突っ切り右方向に曲がっていく車があった。こっわ!思わず大声を出してしまったくらいだ。

 

また帰り道、メルカートに寄ろうとしたら、パトカーが道路を封鎖し迂回させていた。そこを突っ切ろうとすると、女性警察官に歩道を行け、と言われわけわからずL字型に曲がって歩道に行こうとしたら、危ない!と叫ばれ上を見ると信号機がぶらぶら揺れているではないの!

 

↓ 後から違う角度から撮った画像

 

ニュースを見ると風速80キロとあった。

 

確かに空手の稽古に行く際、ギリギリか?と思っていたが、風に押されて進んで行ったせいか?少し余裕でつけた。しかし帰りは、どんなに漕いでも進めない。信号待ちで止まると、前のカゴに大きなバッグを入れていたため、バランスが取れず抑えているだけでも、力がいる。

 

時速80キロは1時間で80キロ進むスピード。秒速にすると80,000m÷3600秒=約22m/s。って事は風速も同じ。恐ろしいと思った。

 

2月にも強雨(90km/h)が吹き、ミラノでは負傷者が数名出、中央駅広場の木が倒れ、駅の屋根の一部やスフォルセスコ城の屋根も一部崩壊したと言う。

 

帰宅すると家のバルコニーが小さな枝や木の葉でいっぱいであった。