フロラリア 〜 花祭り | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

3年ぶりに、ミラノのブレラ地区の一画であるサンマルコ広場で行われる“Floralia"フロラリア祭に出かけてきた。花と美の女神”フローラ”の祭り。花の祭典だ。
 
サンマルコ広場に花市場をはじめ、手工業、職人技の屋台も並ぶ。今年は古本も増えていた。
 

 

 夕方に出かけたが、以前のフロラリアより微妙に人が少ない気がした。とはいえ、この2年コロナ禍を思えば、ずいぶん人が出ていた、といった方がいいかもしれない。

 

 

 

こちらは中庭。衣類などが多かった。

 

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衣類などは、ちょっと高くてそうそう手が出るものではなかった。かわいい子供服があり、シッター先の三男君誕生のお祝いに何か...と思ったが、予算が合わず。

 

3年前と同様、今年もオレンジとピンクのマツバギクを3鉢購入した。ヴィヴィッドな目の覚めるようなピンクやオレンジがかわいい。葉が松のように細く、そして花が菊のようだからマツバギク。多肉種だから増やすこともできる。

 

前回買ったものは昨年、開花したが、量が少なかった。開花しないのは、多肥が原因だというが、何もあげていないから、もともとの土が合わないのだろうか。窒素系の養分が多いと、なかなか咲かなくなると言う。 だとすると、養分を使い切るまで、咲かないかもしれない、という。 使い切れば、いつかは咲き始めるのだろうか?毎年冬は越せているのに... 気長に待つしかない。子育てと同じだ。

 

花や緑は心を和ませる。

 

サンマルコのフロラリアは春と秋に行われる。昨年秋は気づいたら終わってしまっていたので、今年の秋はぜひまたいきたいと思う。ちなみに9月24日(土)- 25日(日)に行われる。今から手帳に書いておかないと!