タータ日記 〜 その23 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

 

10日間の冬休みを経て仕事復帰。それから既に数日が経った。ツインズの成長が著しい!

 

まだ言葉にはならないが、弟はふにゅふにゅずっと喋りっぱなし。兄の方もだいぶ声を出して意思表示する様になった。いずれにしても二人とも私の言っている事はわかっているようだ。

 

そして、自分でスプーンを使って食べることもできるようになった。とはいえ、兄はたまに理解不能なことをする。お皿からベビーチェアに取り付けているテーブルにすべてパスタを一さじずつ出していき、挙げ句の果てにお皿をひっくり返し、かと思えば、それを全部お皿に戻して食べ始める...!!

 

また、既にベビーチェアの乗り降りは一人でできるようになってしまったため、食事中ベルト着用、テーブルを取り付けていても、逃走してしまうことは多く、ましてやおやつは簡単にはいかない。なので床に座ったまま食べさせるが、「食べる時は、歩き回らない!座ったまま!」と注意すると、2人ともお尻をついたまま移動するのだ。もう開いた口が塞がらない!!

 

先日は、ツインズの食事が終わり、今度はパパさん、ママさん、そして私の大人の食事中、ツインズはいきなり床に散らかっていたクラッカーを拾い始めた。(それはそれは、もう鳩がやってきそうだ!)するといきなり四つ這いになり、それを直接口で、つまり犬食いをしているではないか!NOOOOOOOO!!

 

どういうこと?「この冬休み何か特別なことでもありました?」と聞くと、両親も考えられない、と言う。クレモナの彼らの家、つまり同じ敷地内に、かれこれ4代で住み続けているいるというアパートがあり、祖父の家に猫がいる。その猫の真似をしているとしか考えられない、ということだった。

 

image ロモロとレムロか?

 

余談だが、ローマの建国神話によれば、双子のロモロとレムロは狼に育てられた。ローマの王位を争って、レムロはロモロに殺されたことになっているが、シエナでは、レムロは殺されたのではなく、北の方に逃げ、シエナの街を建てたという。

 

まあ、やることなすこと、とんでもないが、見た目は天使かピッコロ・プリンチペ。目はブルーかグレーがかったグリーン。髪の毛が首筋まで伸びた。二人とも金髪でちょっとくるくるカール。兄は頭に2つつむじがある。右巻きと左巻きなのだ‼︎ おじいちゃんは二人ともハゲのようで、パパさんも現在36歳。髪は減りつつある。この子達も将来禿げるのか?と思うと悲しくなる。爆

 

またすごいのは、ふと気づくと高いところに乗っていて、ママー!と私を呼んではニヤニヤ笑っている。私が慌ててノーーっと叫ぶのを知っているからである。なかなかの知能犯だ。

 

それにしてもあと2ヶ月でママさん、3人目出産。まだ先だけれど、「出産の入院中どうします?」と聞くと、ママさんのご両親に預けようか思案中とのこと。しかし両親不在で、先月私1人で2人をみなければ行けない時、出来なくもないが、祖父母がやってきたが、お祖父ちゃん、お婆ちゃんははっきり言ってお手上げだった。

 

どうなることやら...私の気力と体力が続くかどうか...