今日仕事に出かける際、家の前で日向ぼっこをしていたロメオに出会った。
「チャオ、ロメオ!」と声をかけると普段は知らん顔をする癖に、ニャーと言って足に絡みついて来た。「仕事に行くから遊べないよ。」と言った数時間後、車に轢かれて亡くなったと日本の長男経由で飼い主から連絡が入った。嘘でしょ!思わずメッセージを読んで、声を上げてしまったくらいだ。
何度か書いた事があるが、ロメオは同じ敷地内の別棟のアパートに住む友人宅の猫。しかし日中は外をうろうろ。いつからか我が家にも来るようになった。
「気分屋」で「ツンデレ」。振り回されつつも憎めにない。歩道で日向ぼっこをしていると、声をかけてくれる初対面の人には、愛想の良いお調子者だった。
夜中の帰宅時、アパートの入り口を開けようとした途端、いきなりどこからか走り寄って来てドアが閉まる瞬間入り込み、我が家の玄関前で開けてくれるのをちゃっかり待っていたロメオ。
雨や冬の寒い日は、わざわざ自宅ではない別棟の我が家があるアパートに入り込み、よく我が家の玄関のドアの前で、「開けてくれー」と甘ったるい声で啼いていることが度々あったなあ。
なんだか寂しくなるな...






