ツボ膏 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
数週間前に友人と夕方アペリティーボをしていた時、「どうしたの?すごい疲れた顔をしているよ」と言われた。
 
まだ物産展が始まる前の話だから、きっと今の方がひどい顔をしているかもしれないが、金曜日になりやっと今週の仕事が終わる!という夜に空手の稽古に出、翌朝再び、起きたまま空手の稽古。その日は、そのあとも二つの用事が重なり、夕方に上記の友人に会った日だったので、気分的にはそんなことはなかったものの、顔は嘘をつかないのだろう。マスクをしていても隠しきれない!苦笑
 
すると、彼女は、「そうだこれをやってあげる!」といってバッグから怪しい袋を出し、いきなり私のセーターの袖をまくり、ツボを一発で押さえつけ、私が「うっ!」というところに、次から次へとシールのようなものを貼っていった。「これ、効くのよ。あげる!」といって156枚入りの袋、ほぼ丸々そのままくれたのだ。えっだってこれどうしたの?高いんでしょ?といっても、「T子は疲れているの!貼りなさい‼︎」といって無理やりくれたのだ。すると、首から背中からいきなり温かくなった感覚が...
 

これは、丸いシール型の温感湿布なのだが、各種成分により結構が良くなって、コリの原因となっている老廃物を流してくれるという代物。

 

確かに数時間後、凝っている部分はすっとなくなっていた!うれしい!時に熱いのか?かゆいのか?という時があったが、あとでなくなったものの、それは副作用の一種でもあるようだ。

 

それにしても、最近は冷えるので、余計に肩はこるわ、足元からも冷えてきて、ふくらはぎから膝や腰にくるわで、大変。イタリアの薬局では湿布は売っているものの、高いし、全く効果ない。

 

日本の湿布やピップエレキバンが恋しい。年寄りか!