いろいろ 〜 その5 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

今日はなんと朝の8時半から次男の学校の保護者会が対面式であった。でも8時半って早すぎない

 

現在高専4年生の次男。昨年専門学課に入ったが、パンデミアのため、保護者の学校関係は全てオンラインだった。学校のことや保護者の顔ぶれが全くわからない。平日だとなかなか行けないが、休日の行ける日だったのである意味ラッキーだった。

 

ソーシャルディスタンスを保つため、たったひとクラスだけだったが、講堂で保護者会及び保護者の学級委員の選出が行われた。グリーンパスがなくて入れない保護者もいた。

 

イタリアは変なところ、伝統に重んじるところがあるなあと常々思うのだが、親の学級委員選出はそれが公立であろうが、私立であろうが、幼稚園から高校まで選挙制。まずは、選挙管理員なる人を選出してから、立候補者を最低2名は立たせ、投票させる。一クラスの生徒数x2、つまり両親の人数から割り出す出席者、投票者数のパーセンテージなどを記入。出席者の投票が終わると、保護者は別紙に身分証明書の番号と共に署名し、投票用紙も合わせて封筒に入れ、閉じて学校に提出するのだ。

 

しかし、今回は二人の保護者が代表となり、皆で投票用紙に名前を書いて提出するのかと思いきや、15人出席だから、8人と7人が代表者二人に投票したってことでいいわね?ということで、完全ヤラセ状態の選挙となり、終了。

 

時間になると、学校の敷地の外へ出て、立ち話状態の情報交換が始まった。とはいえ、そのほとんどが教授やクラスの誰か妨害する生徒に対する愚痴ばかりであった。オンラインで授業で勉強も遅れていたにも関わらず、簡単に進級させたのがいけない、と。またオンライン授業で、車を運転しながら授業をした教授がいた、と聞いて唖然。

 

保護者会は常に保護者と教授軍の愚痴の捌け口。悪いのは全て学校の運営だけの問題か?責任転嫁でレベルが低すぎないか?涙

 

とは言え、あまりにもダラダラ続くので、先に失礼した。

 

ところで、数週間前から自転車の後ろのタイヤにヒビが入り始め、修理に出しに出かけた。先週走っていて、信号待ちで止まっていたら、隣に止まった中国人にイタリア語は話さないようだが、カゴの中の空気入れを指差して、必要か?と聞かれた。「いや、空気の問題じゃないから。もう穴が空いてるのよ...」といったわりに(通じたのかは疑問。笑)、自転車屋さんでは、「まだもう少し走れるよ」、とって空気を入れてもらったら、快適になった。今年に入ってタイヤは交換したばかりなのに、かなり走っているね〜と言われた。

 

その後、メルカートに出かけ、秋になると出る梨を購入。1年にこの時期だけ、梨を買いに通う屋台がある。十数年通い込んでいるので、この時期、屋台の前を通るだけで「チャオ〜!梨あるよ!」と声をかけられる。今朝は「今日は、すでにご主人が来て行ったよ。」と声をかけられた。えっ誰?「どんな人だった?」と聞くと、「背が高くて痩せている人。」と言われた。「奥さんが毎週木曜日のメルカートでも梨を買いに来ている。」と言ったそうだ。「えっ違う違う!うちの夫は縦も横も大きいから!」と言った。それに私はしばらく木曜メルカートには行けていない。

 

そして、自転車のタイヤ交換が必要なくなったので、お金が浮いた分嬉しくなってしまい、ハイソックスを3足も買ってしまった!靴下大好き。特にインパクトあるハイソックスは大好きなのだ。笑 黒、紺、グレーベースのアーガイル模様や水玉模様を調達!

 

午後は2時から教会関係のオンラインミーティング。30分の予定だったが、時間に終わらず、予定があったので、途中で失礼した。引っ越す方から家具を譲っていただくことになっており、取りに出かけることになっていた。玄関のドアを開けっ放しにして、運搬に出たり入ったりしていたら、なんと、近所の飼い猫なのに、外をふらふらしているロメオが家に入っていたではないか!全くもって図々しい!苦笑

 

久々夕方のミサにも参列。土曜日と日曜日の夕方のミサには、ドウモでオルガンを弾いている方がオルガン担当なので、伴奏が素晴らしいと、歌っていても、なぜか歌が上手くなった気がしてしまうのは、私だけ?爆 お腹から声を出し、マスクをしている分苦しかったが、気持ちよかった。

 

なんだか朝から忙しなかったな。