日本のクリエイティブユニット”SPREAD”による作品。
(小林弘和氏と山田春奈女史により2004年クリエイティブユニット結成。あらゆる記憶を取り入れその記憶から境界を越えて「SPREAD=広がる」クリエイティブを行う。主な仕事に、CDジャケット「相対性理論/正しい相対性理論」「flumpool/Fantasia of Life Stripe」、ストールブランド「ITO」、「燕三条 工場の祭典」、「萩原精肉店」など。生活の記録をストライプ模様で表現する「Life Stripe」を’04年より発表。国内外での個展も開催。受賞歴:D&AD賞、red dot design賞、アジアデザイン賞、グッドデザイン賞ほか)
カスタム活版印刷と質感紙を使用し、多くの破片に引き裂かれ、断片的なグラデーションが設置されている。解釈は個人の自由だというが、それだけ視聴者の想像力を刺激し、また鮮やかな色が、元気のない、憂鬱な雰囲気が漂うこのコロナ禍に希望を与えてくれるようだ。
今朝早く雨が降り、紙の上に水玉ができていたと言う。それはきっと宝石のような輝きを放った事だろう。
このフラグパーティションは, 新型ウイルス制御技術と色の力を組み合わせたものなのだそうだ。毎日の生活空間を保護し明るくするコミュニケーションデバイスとして行動する芸術作品。 仕切りは医療用のフィルターに使用されたメッシュ素材から作られているという。素材は, 表面上の99.9 %のウイルスを排除するCufitec ®という新型ウイルス抑制技術でコーティングされているのだそうだ。日清製粉とのコラボでもあり、なぜ?と思ったら、小麦粉をふるいにかけるメッシュの技術なのだそうだ。
そして、′′スプラウト′′ (めばえ)をテーマにデザインした仕切りは、大胆な色とパターンを組み合わせ作られており、また、そのパーティションの色濃度は見る角度によって異なる。空間に動きとエネルギーが与えられる。














