フォーリサローネ 2021 夢の残像 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

フォーリサローネが始まり、日本人アーティスト3人による陶芸、書道、禅の世界「夢の残像」展に出かけてきた。

 

 
天野氏はプロダクトデザイナー兼陶磁器作家。後者は今回初めて知った。氏とは、パンがうまく焼けない!中華街の牛蒡ってどう?お好み焼きってなに入れてる?乾燥生姜なにに使ったら効果的?などと主婦のようなメッセージをたまにやり取りするお方。笑 このパンデミック中、活動が一切出来なかった時に陶磁器を焼くのに、磁器作家の秦さんと知り合われたそうだ。

 

 
秦さんの斬新な且つ繊細な花器。元々は子供の補習校のママ友且つゴスペル仲間であったが、毎年、会場となったコルソ・ブエノス・アイレスの可愛らしい中庭のあるギャラリーで行われる彼女の展示会は楽しみの一つでもある。

 

 
書家の工藤さん。彼女とはいつも秦さんの展示会でお会いしており、磁器作家さんだと思っていたが、今回書道家でもおられたことを初めて知った。また建築家でもおられるそうだ。皆さん多彩だなあ!
 
 
天野氏による「波と禅」

 

 

 

 

 

照明によって映し出される異なる世界を楽しむ。

 

 
訪問した方が天野氏の作品を持って写真撮影が可能だったようだが、私が行った時はまだ準備中だった。


天野氏による太鼓の実演。


 
工藤さんによるパフォーマンス
 

 

初日のオープニングには酒カンパニーグループさんのお抹茶と日本酒のテイスティングもあり、イタリア人の訪問客も多く、大変盛り上がっていた。(この画像だけ撮り忘れてしまった)

 

日本文化が更にイタリア人に受け入れられていくのが嬉しい限り。