最近世の中で起きている、いじめや差別に関するSNS炎上に関し、個人的に、背景にある競争社会の中で、勝組、負組という発想はやたら人を見下しているようで好きになれない。自分だけが勝てば他人はどうでもいいのか?そういう意味合いを感じてしまうのだ。
だから、”win-win"という言葉も「勝つ」響きがして嫌なのだが、それでもビジネスでは、『客側が喜べば(ある意味損得勘定で言えば、「損をしなければ」という意味で)自分たち(会社側)も儲かる』『地域が活性化すれば、近所の店も皆儲かる』的な意味となるのだろう。
しかし、常に”win-win"的人間関係や考え方が保てれば、この世は平和になれるのか?お花畑的発想かもしれないが、理想だなあと思う。
つまり「人を幸せにすることで、自分が(も)幸せになれる」ということ。
本来、皆そう思って恋愛し結婚するだろう。(その後の結果はカップル次第だろうけど。辛口〜)
互いに愛のある”win-win"t的発想であればそうなるのだろう。
しかし、損得勘定が働き、相手と争ったり、駆け引きをしたり、自分勝手な言動をしてしまうと、”win-win"の関係はなくなり、一方が不幸になり、それが自分に返ってきて"loss-loss"の関係と成ってしまう。
皆自分の"win"(幸せ)ばかりを考えて、相手の”win"を考えることができない。自分には敏感で、他人には鈍感なのだ。
自分が大切だから当たり前だろう、という人もいるだろうし、私の考えを偽善という人もいるかもしれない。
それでも、理想を追い求めることは大切。まずは自分から"win-win"の考え方(愛し方)をし、それを実践することが大切なのだから。