体のメンテナンス | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。



毎年、夏の帰国中に人間ドッグで健康チェックをしているが、今年は帰国してないから健康チェックはしていない。


昨年帰国中、眼科と婦人科の検査はして問題がなかった。


今年の一月にミラノに戻り、昨年ミラノ市から、無料の乳がんの検査が来ていたようだが出来ずに終了。


今年は7月の誕生日を迎え、大腸癌の検査の案内が来ていた。 その手紙を持ってミラノ市内の薬局へ行くと、大腸癌検査のキットがもらえ、指示書通り、便を採取し再び薬局に提出すれば全て、検査に出され、結果が送られてくると言う仕組み。だが、日本だと2日分採取だが、こちらは一回のみ。それでも非常に助かる。


ところで、亡くなった父も、母も叔母達も80歳になる人たちは、皆「脊柱管狭窄症」だと言われているが、それは80歳になって急になるのだろうか?そんなはずがない。それは4-50代から骨格の歪みやら体型が変わったり、日々の生活習慣の積み重ね、自覚症状がなくても確実にじわじわと背骨に負担をかけていくのだろう。気をつけないと、と思っている矢先に、うん?腰がやばいぞ!と思うようになった。

 

体は筋膜で繋がっているため、定期的にメンテナンスしないと痛いところが多くなってしまう。整体には定期的に通いながらも冷やさないことも大事だ。


案の定、腸腰筋辺りが硬くなりすぎて、しかも仕事が再開。ツインズの抱っこを始めしゃがむ作業は多いし、自転車通勤で石畳の衝撃が腰に来た!仙骨関節障害で骨盤は捩れ、背中も腫れてますよ!と言われびっくり!まっまっまじですか?


脊柱側湾症で脚長差があり、骨盤の捩れやら、大腰筋のかたまりがあると仙骨、腸骨あたりまでおかしくなり、そのうちまた膝や内臓にまで影響してしまう。確かに体が左右のどちらかに傾き、それでいて背中が丸くなって歩いているイタリア人のお婆さんをよく見かける。若い頃から気づかず、気づいた時には遅すぎる!


ちなみに軽く胃のあたりを触れられるだけでも痛く硬くなっていた。しかし、呼吸を整えていくと触れられた指の痛みも無くなってくる。


骨盤矯正や整体でのメンテナンスは早め早めが重要だと認識した。