コロナのパンデミックが始まり、1年後、つまり今もこんなに悩まされている、とは当時想像もつかなかった。
本日8月6日、イタリアでは、グリーンパス新法令が施行された。
グリーンパスは、
- 最低でも1回のワクチン接種(9ヶ月有効);
- コロナ陽性から治癒(陰性化)(6ヶ月有効);
- 48時間以内に受けたPCR検査または抗原検査の陰性(48時間有効)となるが、
パブやバール、レストラン、博物館、映画館、劇場、また病院での面会にもこのグリーンパスの提示が必要となる。ちなみに、ワクチン接種は、12歳未満の子供には推奨されない。
また、ロンバルディア州では、8月20日までに、学校職員が何人(役割と機関の種類によって)予防接種を受けたかを明確にする必要があるという。
また、違反した場合は、400~1000ユーロの罰金が課されるという。
政府の決定により、コロナワクチン接種体制を強化したことで、多くの未接種者が最後のタイミングで接種会場に足を運び混み合っていたと聞いていたが、昨日接種した次男は、空いていて、全く問題がなかった、ということだった。
とはいえ、9月以降感染者数がどうなるのか? ワクチン接種していれば、かかっても軽く済むというけれど、もし陽性者が出たら、再び学校は閉鎖するのか?オンライン授業が続くのか...普段の生活も左右されるわけで、経済的にも、精神的にも限界ぎりぎりできている人が、本当にどこまで耐えられるのか?つらいところである。

