窓掃除 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

アパートの外壁工事が終わり、バルコニーや窓の格子戸は拭いたものの、窓ガラスはとりあえず埃だけを水で濡らした雑巾でざっと取り、磨くのは時間が出来たら...と思い放っておいたが、あまりにも汚いので掃除を始めた。

 

まずはぬるま湯に、台所用洗剤を数滴、そしてお酢も少々。シッター先のママさんの母親にタイル掃除には、これが一番!と教えて頂き、タイルの床や壁を掃除し始めたらピカピカになった。多少お酢の匂いはあるがすぐに消える。

 

夫が水に漂白剤を入れて床掃除をしてくれるが、これだと消毒は出来ても、ツヤがなくなり、また微妙なベタつきが残るのが気に入らない。

 

かれこれ20年ほど前に窓ガラスは新聞紙にアルコールを湿らせて磨くといいと、当時住んでいたアパートの元持ち主に教えてもらったが、磨くのに力がいるし、思うよう綺麗にはならなかった。それこそアルコールの匂いが残る。

 

窓磨き用のスプレーを使用していたが、ある時から水にマルチユースの洗剤を加えて掃除していた。

 

しかし無意識でぬるま湯の台所用洗剤とお酢を入れてしまった。スポンジタイプの布巾を十分に濡らしざっと窓を拭き、まずは窓の汚れをとってから、綺麗に水を切ったそのスポンジでもう一度拭いて水分を取り、今度は雑巾で乾拭き。これだけでピッカピカ。

 

所々工事の最後に壁をジェット状のホースで掃除したらしいが、その時の飛沫が埃だか土と混ざり、ガラスにへばりついてなかなか取れずゴシゴシ擦らないといけなかった。

 

窓が長く上部は椅子か脚立がないと拭けない。しかし、ピカピカ透明になると、心も軽くて清々しい。

 

目は心の窓。窓は心の鏡。

 

ある空港に乗り継ぎで到着した際、窓ガラスが汚くてその国のイメージが悪くなった。その後、日本に到着。さすが、日本の空港の窓ガラスは透き通るように綺麗に磨かれていた。

 

窓掃除はその人(会社や国など)を表すと思う。そして、心の掃除でもあるなあと思う。

 

窓掃除は年に数回しかしておらず。もう少しまめに磨かなきゃなあ。

 

ついでにカーテンも洗ってしまおう!