パパ様ツイッター 〜 2021年7月 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
7月2日
Il prossimo Incontro Mondiale delle Famiglie con il tema L’amore familiare: vocazione e via di santità, assumerà una forma multicentrica e diffusa: ogni diocesi potrà essere centro di un Incontro locale per le proprie famiglie e le comunità. 
「家族の愛:召命と神聖への道」をテーマにした次の世界家族会議は、多中心的で広範な形式を取ります。各教区は、それぞれの家族や共同体のための地元の会議の中心となることができます。 
 
7月4日
Nel #VangeloDiOggi (Mc 6,1-6) Gesù ci invita ad avere occhi e cuore liberi dai pregiudizi e aperti allo stupore, alle sorprese di Dio, alla Sua presenza umile e nascosta nella vita di ogni giorno.
今日の福音(マルコ6:1-6)では、イエスは私たちに、偏見から解放され、不思議に、神の驚きに、日常生活における神の謙遜で隠された存在に開かれた目と心を持つように勧めています。
 
Come i compaesani di Gesù, rischiamo di non riconoscerlo. Un dio astratto e distante, che non si immischia nelle situazioni, è più comodo. Invece, Dio si è incarnato: umile, tenero, nascosto, si fa vicino a noi abitando la normalità della nostra vita quotidiana. 
イエスの同郷者のように、私たちはイエスを認識しない危険を冒しています。状況に巻き込まれない抽象的で遠い神の方が快適です。神はご自身を転生させました:謙虚で、優しく、隠され、私たちに近づき、私たちの日常生活の正常な生活を送っています。
 
7月7日
Sono toccato dai tanti messaggi e dall’affetto ricevuto in questi giorni. Ringrazio tutti per la vicinanza e la preghiera.
最近、たくさんの思いやりのあるメッセージをいただき、感動しました。皆様の親愛と祈りに感謝いたします。 
 
7月11日
Preghiamo per tutti i malati affinché nessuno sia lasciato solo. Ognuno possa ricevere l’unzione dell'ascolto, della vicinanza, della cura. Tutti possiamo donarla con una visita, una telefonata, una mano tesa.
誰もが一人取り残されないようすべての病人のために、祈りましょう。誰もが耳を傾け、親密に、そして世話をするという塗油を受けることができます。私たちは皆、訪問、電話、差し出した手でそれを与えることができます。
 
In questi giorni di ricovero in ospedale, ho sperimentato quanto sia importante un buon servizio sanitario, accessibile a tutti. Non bisogna perdere questo bene prezioso per cui occorre l’impegno di tutti.
入院している昨今、私は、誰もが利用できる優れた医療がいかに重要であるかを経験しました。この貴重な利益は失われてはならず、それは皆の貢献を必要とします。
 
7月15日
Ringrazio tutti coloro che mi sono stati vicini con la preghiera e l’affetto nei giorni di ricovero in ospedale. Non dimentichiamoci di pregare per i malati e per chi li assiste.
入院中、お祈りと愛情を込めて親身になってくださった皆様に感謝申し上げます。病人とその世話をする人たちのために祈ることを忘れないでください。
 
PapaFrancesco@Pontefix.it
 
パパ様は7月4日(日)、Angelusの祈りを捧げられた後、S状結腸の憩室による狭窄のために外科手術が必要となり、ローマの総合病院であるジェメッリへ入院された。その日の夜には、手術が行われた。
 
術後経過は順調で、3日後に発熱をされたようだが、4日後には小児腫瘍科と小児神経外科の小さな入院患者たちに、ご自身の寄り添いを示すことを願われ、子どもたちに愛情を込めた挨拶を届けられた。パパ様は苦しむ人々に眼差しを向けられ、治療を必要とする人はもとよりすべての病者に、寄り添いの気持ちを表明された。
 
また、6日後には、徐々に執務も再開され、病室付属の礼拝堂でミサを捧げられ、パパ様担当の病院スタッフらと共に夕食をとられた。
 
そして、術後1週間後には、パパ様はジェメッリ病院よりAngelusを唱えられた。
 
 
パパ様は、ここ数日病院にてお会いになられた多くの病者の中でも、特に病床につき、帰宅できない人々に思いを向けられた。そして、これらの人々が入院生活を一つの機会と捉え、たとえ苦しみの中にあっても、同室の患者たちに優しさをもって心を開き、人間のもろさを互いに分かち合うことができるように、と願わられた。
 
昨日14日に無事退院。お住いのサンタ・マルタにお帰りになられる前に、サンタ・マリア・マッジョーレ教会に寄られ、ご自身の手術が無事行われたことを感謝すると共に、入院期間に出会った患者たちをはじめ、すべての病者たちのために祈りを捧げられた。
 
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