7月に突入。2021年も既に前半が終了。そして、イタリアに戻り、そろそろ早半年。早いなあ。特に仕事を初めて丸4ヶ月。週単位で時が飛ぶように過ぎて行く。
ブログを書いているから、読み返せば、毎日どう過ごし何を見て何を思ったか、思い出せるが、そうでない限り、時の流れに流されてしまう勢いだ。
ところで、昨夜といってもまだまだ明るい20時ごろの太極拳の帰り道、ワクチンセンターの前を通ると、セキュリティ関係の女性に「ワクチンを受けたか?」と声をかけられた。「まだ1回だけですが。」「種類は?」「ファイザーです。」「じゃあいいわ。」???どゆこと?
帰宅して家族に話すと、その日に余ったワクチンは、予約をしていない人に優先的に打たせてくれるらしい、ということだった。とにかく凄い勢いでワクチン接種が進んでいる。
現在イタリアでは、1800万人の市民だけがワクチン接種サイクルを完了しているのだそうだ。(12歳以上の人口の32%)3200万人の市民が1回目の投与を受けた(全体の53%)グリーンパスがは現在イタリアで1,370万人が所有している。
前置きが長くなったが、その欧州グリーンパスが本日から7月1日から開始。パスはワクチンの最後の投与から14日経過後から有効となる。
具体的には、“EU Digital COVID Certificate”(欧州デジタCOVID 証明書)は検査の陰性結果、ワクチン接種の状況、感染からの回復状況を証明する。デジタル証明はスマートフォンのQRコードで管理され、紙形式の証明書も発行される。加盟国は国内法に基づき国内での運用も可能にされる。
実際、先週保険省よりSNSが入り、先日摂取した1回目のワクチンの証明のQRコードを取得する指示であった。ちなみに接種が2回必要なワクチンの場合は、1回目の接種の15日後から2回目の接種まで有効のようだ。
夏の旅行を目前に(?)欧州各国が普及を急いでいる。とはいえ、グリーンパスはワクチン接種後から270日、9ヶ月が有効。ワクチン接種が今後も続くのかどうか疑問に思うのは私だけだろうか...
また、欧州グリーンパスと日本で発行されるグリーンパスとの見解に差があるようなので、出国前のPCR検査やら隔離などを考えると自由に行き来するにはまだ時間がかかりそうだ。
