夏は白和え | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

昨年の夏、帰国中に豆腐専門店で何気にかったお惣菜が気に入り、何度も家で作った。それが豆腐の白和え。
 
豆腐に季節の食材と和え衣になる、いりごま、砂糖、醤油、塩少々をあらかじめ混ぜておき、豆腐類を和えるだけ。隠し味にお味噌をいれるレシピもあった。
 
食材は青いもの、そして人参、こんにゃく。上記お惣菜には、くるみとドライフルーツが入っていた。
 
ほうれん草、春菊、小松菜、なんでもよい。それにドライのイチジク、プルーン、杏や生の柿やリンゴを入れても意外にいける。
 
ところで、ミラノに戻ってきてから、そして私が仕事を始め、夫の方はまだ仕事が進んでいないので、自動的に、夕飯は夫の仕事となった。(片付けは私)だから文句は言えないが、どうも胃が疲れてしまうのだ。休みは週末しかないので、どうしても約束が立て続けに入り、気づくと飲み会ばかり...爆 さらに胃は疲れてしまっている。
 
今日は敢えて何も予定を入れず、弱った胃腸を優しくケアしようと思い、白和えを食べようと密かに計画。とにかく、(日本ほどではないが)蒸し蒸し暑い夏は、食欲も減退気味。しかも毎日ツインズに振り回され、昼休みや休憩もほとんどなく、髪振り乱し、帰宅するとヘロヘロ。そこでまたビールを飲んでしまうのだが...
 
今日は、胃腸に優しい食べ物を食べたい!体が求めていた。
 
 
入れたのは、ほうれん草、人参、しらたき、くるみに母が送ってきてくれたドライ杏。次男は、味が薄い!といったが、素材の持つ繊細な味の中で、ほんわか甘さや苦さを感じるのがいいのではないか!だったら、いいよ。私が一人で抱えて食べるから!といったのだが、杏だけよけて食していた。
 
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こちらはこの夏何度も作っているパクチーとザーサイのサラダ。時に蒸し鶏がメインでパクチーが添えてあったり、その逆のパターンもあるが、パクチー好きな「パクチスト」一家である我が家はパクチーがやはりメインか? 味付けはごま油とラー油。なぜか今日はラー油を入れ忘れてしまった。やはり今日は体が刺激物は求めていなかったのかもしれない。とはいえ、パクチーが苦手な人にとっては、パクチー自体が刺激物かもしれないが。爆
 
ところで、今月の初め、梅干しならぬ、杏干しをつけ、今日初めて干してみた。
 
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崩れた実をちょっと味見してみた。もろ梅干しだったが、最後に何気に杏の味がした。個人的にはおにぎりに入れるよりも、やはり焼酎やジンに入れて飲みたい。やはりどうしても飲む方に行ってしまうな...苦笑