先日杏酒をつけてみたが、今度は杏ジャムと梅干ならぬ、そして干さない杏干しに挑戦!
杏は、バラ科サクラ属の落葉小高木。英名Apricot・アプリコット、イタリア語名はAblicocca・アブリコッカ。由来は、ラテン語の「日が当たって(果実が)熟す」という意味の"apricus"が語源。また、別名、カラモモ(唐桃)。
日本では、弥生時代以降の遺跡から出土しており、ヨーロッパへはインドやペルシャを通じてイタリア半島に伝わったそうで、古代ローマへは紀元前にすでに伝わっていたとも言われている。考えてみれば、イタリアのアマレットは杏の種の核の部分、杏仁を使ったリキュールのことで、ビスコッティのアマレッティはアーモンドプードルとアマレットを使ったビスコッティのことだ。まだ杏仁豆腐も杏仁を使っている。
さて、こちらは杏の花。
バラ科であり、下の左から梅、桃、桜とも親戚であるので非常に似ている。
杏の旬は6月下旬~7月上旬。旬の時期はきわめて短く、2週間ほど。イタリアでの旬は6月上旬。
梅の英名は"Japanese Apricot"と呼ばれるくらいなので、逆に梅干しのごとく、杏を杏干しにしても不思議はないだろう。ということで、綺麗に洗った杏のヘタを取り、ジップロックと杏にアルコール(ウオッカを使用)で消毒し、杏、粗塩、砂糖の順にいれ2週間置く。その後アクをぬいた赤紫蘇を入れると良いそうだが、なくてもまあいいだろう。どうなるか楽しみだ!
そして、こちらは杏ジャム。
杏の種も取ってあるので、そのうち杏仁を使って杏仁豆腐にも挑戦してみよう。食用は杏仁(あんにん)と呼び、薬用は杏仁(きょうにん)と呼ぶそうだ。奥が深い!
余談だが、干し杏は体を温める性質があり、毎日少しずつ食べると冷え性改善が期待できるという。また、内臓の機能低下や発熱による腫れを抑えたり、喉の渇きや切れにくい痰にも良いとされてる。昨年帰国中はやたら白和えに凝り、特に杏とくるみを入れた白和えは丼で食べたいくらい大好きだった。お試しあれ!







