夏至 2021 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

今年の夏至は6月21日。

 

一年で一番昼間が長い日のことをいう。

 

ちなみに明日のミラノの日の出は5時34分、日の入りは21時15 分予定。

 

昔から、日本でも欧米でも、夏至は、”太陽の力が最も強まる日”であると捉えられ、いろいろお祭り行事が挙げられてきている。

 

夏は夜。月のころはさらなり、闇もなほ、蛍の多く飛びちがいたる。また、ただ一つ二つなど、ほのかにうち光りて行くもをかし。雨など降るもをかし。by清少納言

 

平安時代、貴族たちは短い夜をいつくしみ、蛍狩りを愉しんだそうだ。


また、イギリス南部にあるストーンヘンジは有名だが、いつ・誰が・なんのために作ったのかは謎のようだ。しかし、ストーンには、「神秘的な力」がこもっていると信じられ、夏至になると世界中からストーンヘンジにやってくるのだそうだ。

 

ところで、ここ2−3日、どうも体がだるい。本を読んでいたら、この時期、湿度の影響で胃腸の他に、関節痛も起こりやすくなるという。まさに!単に疲れが溜まりに溜まっているのだろうと思っていたが、十中八九そうではあろうが、余分な湿度は体内にある隙間、胃腸などの袋や骨の中に髄液に溜まるのだという。意識的に関節を動かしてみたり、手足をぶらぶらさせると良いようだ。

 

夏至は一年の折り返し地点。
ゆっくり休むのが一番。