ミラノ コロナの状況 〜 その10  | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

先週からオレンジ・ゾーンになったミラノ。
そして、本日ロンバルディア州知事は来週4月26日より濃い目のイエロー・ゾーン(やまぶき色かい?!)に移行すると声明を出した。
 
ちょ、ちょ、ちょっと、待ってよ!赤になったりオレンジになったり、黄色になってまた戻り...判断が早すぎるっというか、まだワクチンが十分に行き渡っていないし、イタリア人の行動心理を把握しての判断じゃなきゃ振り回されるだけ...
 
結局、と言うか案の定、次男のクラスは対面授業が始まった途端、クラスに感染陽性者が出て隔離生活、チーン!勘弁してよ!
 
高校生の対面授業はまだ50-75%。週3回がオンライン授業で3回が対面授業で登校。陽性者の生徒は水曜日(次男のクラスは今回は、水金土曜日が登校予定日だった)に学校へ行っただけ。再び、100%オンライン授業に。まあ正直言ってその方が安心だ。
 
学校からの連絡によれば、隔離は4月28日までと短くない?と思ったら、(再)登校初日から14日間と言う計算らしい。
 
感染陽性の生徒はクイックテスト(抗原検査)で陽性だったので週明けにPCR検査を受けると言うことだったからその結果待ちか?と思っていたら、抗原検査であっても陽性は陽性とみなされるわけで、自動的に学校からは自宅隔離の要請が出る。それでも以前なら、クラスに一人でも陽性者がいれば、即2週間隔離となり、全員が検査をせねばならなかったが、そんな事をしていたらキリがない。現在は陽性者のみ再検査。陰性にならない限り、当然だが登校は許可されない。残りの生徒は、症状がないものは検査をする必要はないが、いずれにしても自宅待機。
 
しかし感染していても無症状と言うこともあり得ないか?実際、感染陽性者がいたとはいえ、もはや皆、外に出ている限り、誰がどこで感染してもおかしくない状況だ。
 
私は元々イタリアの地下鉄やバスの手すりは日本のそれ以上にベタベタ感を感じ、スーパーのカートやカゴに触れるのにも拒否感があった。今やコットンの手袋なしでは気持ちが悪い。「それ病気だよ!」と友人に笑われたが、手を消毒していれば安心か?しかも駅で消毒している人は意外に少ない!多分、拭いたら真っ黒だよ!
 
いずれにしても、今の状況だと次男は検査の必要もなく、私ももちろんないのだが、仕事に行く手前、仕事先で万が一の時に我が家経由であったとなると問題だし、やはり雇用契約を結んでいるのだから状況はちゃんと説明すべきだと思い、話したら、特に何も言われなかったが、やはり次男を検査させることにした。
 
調べてみると、ミラノ市では市の経営する薬局40箇所で予約制で抗原検査ができ(自宅訪問も可能)住民登録がされていれば20ユーロで、また、14-19歳の学生は無料になるという事だった。やはりたとえ症状らしきものはないとはいえ、自宅隔離中に、街中に連れ出すのもなんだと思い、調べてみると、自宅近所のサンシーロ前の薬局がリストにでており、そちらに電話予約をした。
 
その薬局では火、木、金曜日のお昼休みを利用し、検査を行っているとのこと。それだったら、一度仕事を抜け出し、陽性でない限り、15分で結果が出ると言うので、私もお昼休みを利用し、一度外出しよう、と考えた。念のため、値段を聞くと20ユーロというので、ホームページに学生は無料と書かれていたけれど、なぜですか?と聞くと、そこは既に市の薬局ではないので全員一律20ユーロなのだが、無料を希望するならばヴィアノヴァラのミリタリーがやっているところ(思い切り郊外で車がないと無理)か、ホームドクターに処方箋を書いてもらって出直してもらうしかないですね、と言われる。
 
検査は早ければ早い方がいいわけで、ホームドクターのところに行っている時間も惜しい、というか無理。まあ20ユーロなら仕方ない、と思い即予約。
 
翌日、仕事を抜け次男と待ち合わせをし、検査をしてもらった。昼食は次男との待ち合わせ中、おにぎりとウインナーを頬張った!日当たりの良いベンチでの食事は開放感があった。
 
早く着いたら早くやらせてもらえるか。と思ったら、きっちり時間通りだった。未成年なので親の承諾云々署名が必要となる。
 
次男は検査が2度目になるが、鼻から綿棒を入れる検査だが、前回は痛くなかったそうだが、今回はかなり痛かったようだ。検査する人によるのか?
 
15分後検査結果は陰性。”Tutto a posto.  Arrivederci!" 問題ありません。さようなら。ちゃんちゃん! ほら言ったでしょう?と次男。たとえそうでも、じっとしていろ!と言われれば、それに従うしかないんだってば!
 
シッター先に戻ると、双子ちゃんはずっとお昼寝のままだった。ほっ。その後の二人沐浴は流石にしんどかった!
 
あとは、ワクチン接種の進み方次第。
 
ロンバルディア州知事の話によれば、1日あたりの目標は65,000人のワクチン接種だという。昨日、ロンバルディアでは65-69歳のグループの予約が始まった。 十分な用量のワクチンの到着が保証されると、6月末〜7月前半までに少なくとも1回の用量で市民のワクチン接種が完了できるだろう、とのこと。
 
濃い目のイエロー・ゾーンになると中学3年生までが対面式授業に戻り、高校生は引き続き、オンライン授業で技能クラスは50%出席の予定。
 
また、今後は、デジタル新型コロナ証明書となる、”パス”が発行され、コロナワクチンを接種したかどうか、または最近の検査結果が陰性だったかどうか、感染から回復して抗体をもっているかなどを示し、これがあれば、6月以降EC内の移動は可能となるようだ。
 
そして、ようやくレストランの制約も緩くなる。屋外プールは5月15日から、スポーツクラブや道場は6月からようやく開くが、更衣室での感染が多いと聞いたので、まずは要注意であろう。暖かくなり、日も伸びてきた分、皆じっとしていられないのだろうが、それでも陽性者を出してしまえば、またしばらく隔離生活にならざるを得ないのだから、まだまだ安心できない。
 
1、2年前に比べ、忍耐の限界がだいぶ更新されたなあ。苦笑 さすがに、その先にはいいことが来ますように。