先日地元のラッパーたちについて書いたが、元々ラップは、貧困や人種問題など社会に対する不満や、やり場のない思いの表現から始まっているので音楽に気持ちを乗せるのはわかるが、希望や建設的な思いがないもの、特にPVでは殴り合いの喧嘩、万引き、ドラッグの受け渡し、挙げ句の果てには仲間を刺してしまうようなものは、ほぼ日常茶飯事同様で目を背けたくなってしまう。
そういう意味では、昨年コロナ禍と同時に南アフリカで生まれた楽曲が今、”#jerusalemachallenge“と称したダンスチャレンジによって世界中で爆発的にヒットしており、ダンスはもとより一度聴いたら脳裏でリフレインするからすごい。
この曲”Jerusalema“は、南アフリカにある多数の言語の中の1つであるイシズールー語で書かれており、南アフリカのボーカリストNomceboが歌った”Master KG“によって制作、タイトルのように、聖地エルサレムに連れて行ってくれるようにとの神への祈りが込められている、と言う。
Ngilondoloze
Uhambe nami
Zungangishiyi lana
Jerusalema ikhaya lami
Ngilondoloze
Uhambe nami
Zungangishiyi lana ...
エルサレムは私のふるさと
私を導く
私を連れて行って
私をここに置き去りにしないで
イタリア語バージョンは
Stefano GermanottaとLaura DjaeGerusalemme によって歌われている。
この Jerusalema Dance Challengeは昨年からヨーロッパをはじめ、北米、中米などでも話題になっており、しかも多くの職種によって披露されているのだ。
コロナによって、旅行業、エンタメ、余暇サービス業が停滞してしまい、また医療、警察、消防などの人々を守る職種の人たちによるパフォーマンスは心のそこから、お互い頑張ろう!と思わせてくれる。
たとえ、コロナ禍でつらい時を過ごしていても、世界各国で生きている人たちのパワーを感じられることだろう。キリスト教圏で広がったムーヴメントだけれど、音楽は力。
つらい時こそ前を向こう。







