散歩DE健康 〜 その6 モザイクに魅せられて | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先週入れなかった、Santa Marcellina e San Giuseppe alla Certosa・サンタ マルチェッリーナ エ サンジュセッペアッラ チェルトーザ教会へ再び出かけた。

 
先日も書いたが数年前友人がこの教会で洗礼を受けた時に、訪問したのだが、なにせ復活前夜祭の夜中に洗礼は行われたので、なかのモザイクもじっくり見たいと気になりつつも、追い出されるように出されてしまい、教会のファサードさえ見ておらず、いつかまた見に行こうと思っていた。
 
この教会はミラノの北西部、チェルトーザという場所にある。住宅地、中小企業、工場などがあり、街中からいくとちょっと雰囲気が変わる。
 
1924年にSan Giuseppe alla Certosa教会が建設され45 年に教区となった。10年後、教区コミュニティの成長により、もう少し信者を収容できる大きな建物が別の場所に推進されたという。実際現在の場所に建て直されたのは、1958年。建築家マリオ・テデスキエ設計。教会のファサードは、彫刻家カルロ・ラモスによって造られた。
 
 
 
教会のファサードは、聖人に囲まれた十字架を描いた鉄筋コンクリート。教会の周りには、コンクリートパネルと教会の間に挿入された柱廊玄関につながる3つの橋で渡ることができるお堀状態になっている。
 
構図の中心には十字架があり、左側のパネルには、福音記者の聖ヨハネと聖マルコ、泥棒、天使の飛行、復活、ピラトの前のイエス、聖サティロ(聖アンブロージオの兄)、聖マルチェッリーナ(聖アンブロージオの姉)、ラザロの復活とパンと魚の繁殖。(というが、順番が今ひとつ不明...)
 
右側は、こちらも福音記者の聖マッテオと聖ルカ、もう1人の泥棒、キリスト降誕、東方博士の崇拝、聖アンブロージオ、イエスの洗礼。(しかし、はっきりいってどれがどれなんだか番号が振られている割りに、番号順に説明がなされていない!)
 
司祭館へ続く庭の芝生に鐘が掲げられていた。実際にこれを鳴らして時刻を知らせるのだろうか。
 
 
 
 お御堂に入った途端に圧倒されたのが、正面のステンドグラス。
 
教会の外側は露出した彫刻を描いた鉄筋コンクリート造りとは対照的に、内側の充填壁はコーティングなしのレンガでできている。そこに正面と祭壇近くの両脇にステンドグラスが施され、そしてスロベニア出身のイエズス会士であるマルコ・イヴァン・ルプニック師のモザイクは今や予約しても数十年待ちと言われているくらいだが、その彼の作品が洗礼堂だけではなく、十字架の道行き(イエスの不正な裁判から十字架の死に至る歩みを、14場面に描いた絵画やレリーフなどで表現)として14留聖堂にかけられている。これは、そうそうどこでも見かけられるものではない!
 
 イエスの洗礼
 
 
 
その人は流れのほとりに植えられた木。時が来ると実を結びその葉は枯れずそのなすことはすべて栄える。(詩篇1:3)