ハムスティの引っ越し | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで31年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ハムスティが我が家にやってきて1年が経った。
 
はじめは、足が不自由だと聞いていたが、今見る限り普通のようだ。
 
ところで、今まで、ケージ内での巣箱や床材(おが屑)の掃除は、長男がやっていたようだが、帰国してしまい、次男がやっていたとはいえ、あまりにも汚くて、私が床材を取り替え始めた。
 
ハムスターは決まったところでトイレをするというが、あちこちに糞があり、また床材を捨てると、おしっこをするところにおが屑が固まっているので、わりとケージの隅でしていることがわかったが、前回おが屑を捨てると、ケージの三箇所に増えていて、なかなかおが屑が落ちなかった。
 
月に1−2回ケージ全体を洗うよう飼育方法にあったし、長男の元カノのじいちゃんもハムスターを飼っていて、ケージを洗う際、間違えてハムスターも一緒に濡らしそうになったと聞いたことがあったので、濡らして洗ってもいいのだな、と思っていた。
 
きれいにして、おが屑をまき、ベッド代わりにする小さなテイッシュを数枚入れておいたら、ハムスティはいつものベッドがある2階のケースの中に紙を咥えて入っていった。
 
しかし、しばらくすると紙を咥えなえながら下に行ったり、穴を掘るような動きをしており、どうしたのだろう?と思っていると、回しぐるまの真下に入ったり、結局その横に細かくしたテイッシュを円に敷き始め、その中で丸くなった。
 
えっもしや寝床を変えちゃったの?
 
帰宅した次男に見せると、掃除をして匂いを消しちゃったからいけないんだよ!と怒られた。こまめに掃除するよう言われているけれど、洗っちゃいけなかったの..?と思った。
 
2日間、ケージの下の階でハムスティは寝ていた。毎回テイッシュを上手に丸く囲み塀を高くし、ちょうど屋根のないかまくらのようにして隠れるようにして眠る。器用だな...。一日14時間前後眠るそうだ。
 
試しに餌を2階においていたが、確かに2階に登っては餌を食べているようだった。ペレットを入れ物に置き、また調理で切り落とした野菜なども入れておくと食べている様子。
 
ところで、ハムスターというとひまわりの種、というイメージがあったが、一度に挙げられるのは3−5粒ほどでやめたほうがいいと聞いた。松の実も同様。ご褒美にあげるくらいのほうがいいらしい。
 
一度松の実をあげたら、すごい勢いで食べ、また欲しがった。2−3粒あげてやめると、なんとキューンとかチューンというような声を出した。催促か?

次男が松の実をあげたら、すごい勢いで飛びついてきて指を噛み付かれてしまった。なんでこんなに攻撃的になったんだ‼︎と言うが、松の実が欲しかったんじゃないかな...
 
試しに2階に小さなティッシュの片割れを置いておくと、小さく噛み切って巣箱に運んでいったではないか?別宅か?笑
 
じっと見ていたら、下におりて自分が作っていた寝床のティッシュを2階に運び出したではないか?せっせと行ったり来たり口に含んで運んでは、再び吐き出す、という作業。
 
ところでハムスターは一日に9キロから21キロくらいの距離を走るそうだ。私の何倍だ?
 
次回掃除をする時は、あらかじめトイレの場所に糞を置いておき、トイレを覚えさせようっと。
 
 
一緒にいると、それなりに愛着が湧いてくるものなんだな。
 
ハムスティに癒される日々。