イタリアに戻り、自主隔離も解け、今までにないスローな生活をしている。
1日一度買い物なり、散歩に出たらもうその日のノルマは終わってしまうような生活。今までどんだけ動き回っていたのか不思議でたまらない。
徐々に友人から連絡が入るが、まだまだ規制があるので自由に家に遊びに行ったり、お店にも入れず、散歩で合流系?が多い。爆
今朝は友人とメルカートで合流。
流石に立ち話も人通りの中では厳しいし、バールもテイクアウトのみ。コーヒーを買って、教会前の広場に座り込んでお喋り。
気付くと隣には昼間からお酒を飲んでいる外国人のおじさんばかり。やばいヤバい。
また、買い物中、昨年イタリア語のクラスで一緒だったモロッコ人とも会った。彼女は夫婦で旅行会社を経営しているが、このご時世旅行業はきつい。彼女は会計のコースを昨年取ったそうだが、そうそう仕事なんてないわよ、ということだった。だよね...
「先週、以前のイタリア語の先生と一緒に散歩に出かけたの。今度一緒に出かけない?」と誘われた。ズームでの授業もあるようだが、ある意味でかけていくからこそ、自分に気合を入れて勉強していた。今はクラスに戻る気分ではない。歩いて、イタリア語で世間話をするのもいいわね....。先生だし、文法的におかしいといちいちストップして、直してくれる。言いたい事はわかるから...と言って聴き流されてしまうと、結局言語はそこで止まってしまう。
「いつも(近所の)パルコトレンノを走っているよ。来るときは、連絡して!」という友人もいたし、また、「犬の散歩に付き合ってくれない?」と言う友人もいた。「じゃあうちの前を通る時連絡してよ」、と言った。
この1年弱こんな状態が続くなんて誰が想像できただろうか?どの友人たちも「夫や子供が一日中家にいて、上げ膳据え膳、どんと居間を占領され、寝っ転がって、携帯ばかりいじくってゲーム三昧なんてあり得ない!」 皆、かなり溜まっている様だ。喋ったもの勝ちで喋りまくる。
3歩進んで2歩下がる。いや、下りはしないが、イタリア人と歩きながら話すと立ち止まってそのまま話すから、なかなか前に進まない。
メッセージもかなり入る。返事するのに なんでこんな忙しいんだ?苦笑
ところで、 昨年2020年1月に発表された厚生労働省の定期調査「国民健康・栄養調査」(当時最新版となる2018年分)における概要報告書によると、日本人の1日あたりの平均歩数は成人男性が「6794歩」、成人女性が「5942歩」となっている。
また男女及び年齢別の平均歩数はこちら。
歩くといっても、たらたら歩くのでなく、やはり酸素を身体に取り入れながら行う有酸素運動でなくては意味がなく、長く続ければ続けるほど、脂肪をエネルギーとして燃焼しやすくなる。 ちなみに脂肪が減少することにより肥満も解消され、代謝がよくなることで血中脂質や血糖値、血圧の状態の改善にも有効。 心肺機能の維持・改善の効果もあるので、おしゃべりしながらだとさすがに、ペースも遅くなりがちだが、それでも家でタラタラしているよりは気分転換にもなりいいだろうか?
思い立ったが吉日。毎日平均歩数以上は歩いてみよう。
しあわせの 隣りにいても
わからない日も あるんだね
一年三百六十五日
一歩違いで にがしても
人生は ワン・ツー・パンチ
歩みを止めずに 夢みよう
千里の道も 一歩から
はじまることを 信じよう
わからない日も あるんだね
一年三百六十五日
一歩違いで にがしても
人生は ワン・ツー・パンチ
歩みを止めずに 夢みよう
千里の道も 一歩から
はじまることを 信じよう
(「三百六十五歩のマーチ」作詞:星野 哲郎/作曲:米山正夫)


