絡んだ糸 〜 その4 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
使っていないショールを解くことにした。
が、思いの外進まない。
 
これは、毛足の長いふわふわしたファーヤーン。それに細い糸二本取りにして棒針で編んだものなのだが、お互いの糸が引っかかってしまい絡みがちなのだ。
 
絡んだ糸を解くのは、本当に忍耐がいる。頭に来て、ぶちっと切ってしまったことも過去に何度もあるが、糸が絡む度、あー修行だあ、と思うようにしている。ただただ気長に焦らず、怒らず、ここで諦めたら、人生を諦めたのと同じだ!と思うくらいある意味、執念のように糸口を探す。
 
1日解いて、一玉弱。あとどれだけかかるんだ?
 
それでもそう簡単に投げなくなったのだから、私も成長したものだ。(自分で言うな!)
 
人生も長い糸のよう。たまに絡んでしまう。絡んだ糸との葛藤は自分との闘いだ。忍耐、忍耐、また忍耐。
 
一つ一つ、根気強く解いていこう。