ハムステイ〜 自主隔離 7日目 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで30年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

1年ほど前からジャンガリアンハムスターのハムスティを飼っている。
 
長男の元彼女がハムスターを飼っており、そのハムスターの兄弟を彼女のお爺ちゃんが飼っていたのだが、一昨年の夏、お爺ちゃんのハムスターを一時的に預かったことがあった。その後、彼女が行く獣医の元にジャンガリアンハムスターの赤ちゃんが産まれたが、生まれながらにして足に異常があり、無料でいいから貰ってほしいと言われ、ケージ付きでいきなり長男が連れて帰ってきたのだった。
 
自分が責任を持って飼うから...という約束だったが、彼は日本に行ってしまった。その後、次男が引き継いだが、まあ糞は片付けていないわ、ケージの外におが屑が飛び散り、そこに蜘蛛の巣まで張っていてすごいことに...掃除してよ!といっても、一人じゃできない。ママ、ハムスティ捕まえててよ、と言われたが、私は触れない。結局私がケージを掃除したのだ。いい加減にしてくれ!
 
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ところで、昨年の始めあたりから次男がスケートボードにはまっており、今では毎日数時間練習に出掛けているのだが、先月スケートボードの雑誌に載り、1枚はなぜかハムスティと一緒に出ていたから驚いてしまった。
 
そして、以前何度か書いたが、我が家があるアパートの敷地内にはもう1棟アパートがあるのだが、そこに飼い主はいるもののあまりにも自由気ままな猫・ロメオがいる。一度家にいれてしまったら、癖になり、別宅のように我が家にやってくるようになった。(ロックダウン中、何度か玄関口にきていたようだが、夫が入れなくなってから来なくなったそうだ。私がミラノに戻ってきてから一度だけ中庭で見かけたが、声をかけると立ち止まりじーっと人の顔を見ていたが行ってしまった。なんと薄情な!)
 
ハムスティが来てから、ロメオは我が家に来ると、まず彼のところへ行き、じっと静かにみるのだが、ハムスティは全くお構いなしだった。
 
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長男はいなくなり、長女も再び家を出て、次男も気まぐれ...結局私がハムスティに餌を上げだしたが、まず動物を飼ったことがないし、全く飼い方がわからない。
 
臆病で警戒心が強いようだが、どうも人間の1歳児くらいの知能があるそうで、十分飼い主を認識して懐くのだという。「おはよう!」と声をかけると、最近は巣箱から顔を出すようになった。起こしてしまうと、目を細めたままを顔を出してくるからおかしい。
 
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何かもらえると思うのか、柵に両手を伸ばしてくる。次男曰く、お腹が空いていると「キュっ」と声を出すのだそうだ。
 

綺麗好きで、決まったところで糞やおしっこをしているようで、それがケージの端の方だとわかった。震えているのかと思ったら、念入りに毛繕いをしており、食事の後も綺麗に口の周りをなめている。

 

また、掃除したら、ティッシュ数枚小さくして入れておいて、といわれ入れておくと、気付いた時にはそれを全部細かくして、自分の巣箱に運んでベッドを作っていたから驚いた。

 

サラダのあまりの細かい人参を上げたら、すべて食べていた。セロリは嫌いのようだ。カブのへたの部分を上げたら、茎が生えているところをガリガリかじっていた。当然といえば、当然だが、水分のある野菜や果物を与えると下痢をしてしまうそうだ。また、ネギ、玉ねぎ、にんにく、アボガド、どんぐり、牛乳などは絶対与えてはいけないそうで、それは次男と夫にも注意しておいた。(なんで、そこまで私が調べてるんだ?苦笑)

 

夜行性なので、夜になると回し車でひたすら走りうるさいらしい。今は次男の部屋にいるので、私は関係ない。爆

 

 
さて、今日からミラノは、15日までオレンジゾーンとなった。
 
 
 
朝5時から22時まで市内は自由に移動可能。自治体をまたぐ移動は禁止。

 

 

16日以降再びレッドゾーンになるという噂も...