今が旬 〜 柚子 その3 柚子胡椒ふたたび | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

先日作った柚子胡椒があまりにも美味で、それでいて少しマイルドな気がしたので今度は赤唐辛子で作ってみた。
 
image
 
image
 
しかし、あまりにも辛くて、舌がヒリヒリ、喉もかーっと熱くなった。やばっ!
 
お酢を加えたらまさにタバスコ!緑バージョンはユズスコだった!とは言え、ピッツァやパスタにジャバジャバかけてしまった。
 
image
 
柚子をご自由にどうぞ、とわけてくださっているお食事処(単なる居酒屋だけど)の奥さんに柚子胡椒を作ったと言うと、まだあるよ!と言ってお店からまた数袋出してくださった。
 
そして数個分柚子の皮を下ろし、柚子胡椒に足してみた。
 
残った果汁は冷凍に。種は化粧水。皮は干して保存、残ったカスはお茶パックに入れて入浴用に。
 
 
image
 
image

白菜の柚子漬けは、これだけで白ごはんが食べられ最高! もうやめられません。
 
ところで、私の不在中に、ミラノの自宅の子供達を気遣ってくれて連絡を取り合ったり、お手製のお菓子を運んでくれているフランス人の友人ジョスリンから醤油を頼まれた。
 
毎回帰国の度に彼女には出汁醤油をプレゼしているが、今回柚子の話しをしたらちょっと興奮気味だった。パリでは柚子が一個なんと6ユーロ、700円以上する。彼女はチョコレートのお菓子を柚子風味にしたり、柚子バターも作ると以前言っていたが、フランスでは、確かに柚子はデザートやドレッシングの隠し味にしたり更にはお茶やマカロンにも使う。日本人の想像を超えた味だ。
 
先日柚子ジャムを作ったが、ジョスリンだったらきっとあれに洋梨とか杏を混ぜただろうなあ、と後から気がついた。まあいいや、いずれまた。
 
またスーパーの見切り品売り場でルバーブを見つけたのでジョスリン直伝のルバーブジャムを作ってみた。
 
image


けれど彼女の南仏のご実家の庭で獲れるルバーブは緑色だった。やはり彼女はルバーブにりんごを混ぜて作っていたわ。そういえば、「赤毛のアン」ではルバーブのパイが出ていたっけ。
 
トロトロの柚子化粧水ができるのも楽しみだ。
 
自然の恵みに感謝。