今朝出かける途中、近所の食堂(まさに昭和の食堂!)の前に無人柚子販売を発見!「良心に頼る無人販売」。日本ならではであろう。
今日はこの柚子で何を作るか? 私は一度やり出すと凝り性だ。
そうだ!友人が柚子胡椒を作っていたので私もやってみよう!と思った。
ところで、なぜ胡椒を使っていないのに、柚子胡椒なのだろう?と思っていたら、九州では青唐辛子の事を胡椒と呼ぶそうだ。
柚子胡椒の材料は、いたってシンプル。「唐辛子、食塩、柚子表皮」のみだ。
一般的には、秋冬になって黄色に色づく前の、緑色をした柚子「青柚子」の皮を使うそうだ。ちなみに青柚子の旬は7月~10月くらいまでで、青唐辛子は7~9月まで。唐辛子の色(青/赤)と柚子の色(青/黄色)の組み合わせによって出来上がりも変わってくると思うと面白い。余談だが熟成した赤唐辛子をふんだんに使った柚子胡椒はどんだけパンチが効いているのだろう?
まずは少量で柚子胡椒にトライ。
柚子の皮と青唐辛子をみじん切りにする。果汁少々と塩を混ぜ、フードプロセッサーがないので、すり鉢ですっただけ。
夕飯のカツ煮に乗せて食してみたが、爽やかな柚子の香りと鮮烈な青唐辛子の風味がガツーン!
作ってすぐに食べられるが、やはり冷蔵庫で1週間位は寝かせた方が熟成し味がこなれるようだ。微妙な青臭さ確かにあるし、香りとまろやかさは待つ事が重要のようだ。
手間をかけた割には少量しかできず。なぜ柚子胡椒が高いか理解できた。
今日も残った果汁は冷凍。種は干し、残ったカス類はお湯に入れて飲んでしまった。
さあ、次は何を作ろうか。笑


