サン・マルテイーノ | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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“L’estate di San Martino: dura tre giorni e un pochinino“. Piuttosto che “É San Martino: il clima torna mite e il mosto diventa vino“.
 
今日11月11日はSan Martino(サン・マルティーノの祝日)。この前後は暖かい日が数日戻るため「サン・マルティーノの夏」と呼ばれ、「サン・マルティーノの夏にすべてのモスト(ブドウの絞り汁)がワインになる」(上記)と言われるほど。
 
この暖かさは、晩秋から冬にかけて言われる日本の「小春日和」のようなものだろうか?
 
ところで、フランスのボージョレ・ヌーヴォの解禁日は、毎年11月の第3木曜日午前0時と定められており、今年は11月19日(木)。
 
一方イタリアでは新ワインは「ノヴェッロ」と呼ばれ10月30日解禁と言われているが、伝統的なのは、本日11月11日「聖人マルティーノの祝日」。
 
様々な土地で様々な習慣があるようで、ノヴェッロ(新しいワイン)と栗だ、フンギだ、サルシッチャだ、と結局秋の味覚を楽しむ日。

 

ちなみに、サン•マルティーノ(聖マルティネス)はドイツとフランスの守護聖人。4世紀、ローマ軍人の父がサバリア(現在のハンガリー)に駐屯中生まれ、イタリアで育った。彼が15歳の時、ローマ騎兵となり、フランスに派遣されたそうだ。ある大雪の日に、凍えている貧者に出会い、着ていたマントを二つに切り裂いて与え、その夜、切れたマントを纏ったイエスが夢に現れ、「あなたがマントを与えた男こそ、この私である」と言われたという。

 

相手の中に神を見る生き方。これが実行出来れば、欲望に惑わされ、傲慢に相手を傷つけるような事も減少するだろうに...と思ってしまう。

 

また自分の中にも神がおられる事を知れば、自分を赦し、愛することも出来るだろう。

 

このサン・マルティーノはフランス、ドイツの守護聖人であるそうだ。

また、騎士や兵士、毛織物関連業者、靴屋、物乞い、家畜、そしてホテル経営者の守護聖人でもある、と言う。ロワール川流域での葡萄栽培の先駆者としても知られ、イタリアではワインの守護聖人ともなっている。また、酩酊を避けたい時にも、この聖人に祈りを捧げるそうだ。

サン・マルティーノ、1日も早くイタリアワインと焼き栗に再会させて下さい!爆

 

http://antiquesanastasia.com/religion/references/other_saints/martin_de_tours/general_info.html