子供の頃、父の職場が川崎にあったので、たまに会社の帰りに川崎大師のお参りに行くたびお土産に買って来てくれる住吉の「久寿餅」が楽しみだった。
和菓子の中でも唯一の発酵食品と言われる「久寿餅」は、小麦粉をグルテンとでんぷんに取り分け、でんぷんのみを使用。ちなみに一般的なくず餅は、葛粉を使用。いずれにしても、きな粉とたっぷりの黒蜜をかけて色するのが好き。
毎朝、手作りの寒天にきな粉と黒蜜をかけて食べるのも習慣。榮太郎の黒蜜が好きだ。けれど、家でやっても子供たちは嫌い。
きな粉と黒蜜。和な味わいが良い。
きな粉は大豆を煎って挽き、粉にしたもの。大豆は、「畑の肉」と呼ばれ、タンパク質をはじめ、ビタミンとミネラルをバランス良く含んでいる。
きな粉にあたる食品は、奈良・平安時代は既に存在していたようだが、効用は、抗酸化効果、コレステロール抑制効果、更年期障害改善効果、骨粗しょう症の予防、腸内環境改善などなどが期待される。
また、黒蜜とは、サトウキビの絞り汁を煮詰めたもの。(イタリアで黒蜜が入手出来なくても、アジアンショップで黒糖を入手し、黒糖と同量の水で煮詰めれば、家庭で黒蜜ができる、)
黒糖は砂糖よりも体内への吸収スピードが約8倍と言われ、それでも体に溜まりにくいそうだ。また、カリウム、カルシウム、鉄分、ミネラルが豊富。
そんな効能たっぷりにきな粉と黒蜜をとらないわけにはいかない!
数年前までは抹茶を使用したものが大多数を占めていたが、最近では「黒蜜」「きな粉」を使用したスイーツが増えてきているように思う。
マイヒットがこのキャンディ。甘すぎず、ちょうどいい味。
ちょっと疲れた時に、お口にポイっ。
きな粉は咽せるので、好き嫌いもあるかもしれないが、黒蜜スイーツは是非欧米でヒットして欲しいものだ。


