衣替え | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

衣替えは、中国の宮廷で、旧暦の4月1日と10月1日に夏服と冬服を入れ替えていたことから始まった習慣だと言う。日本へは、平安時代頃に伝わり、室町時代から江戸時代にかけて、四季に合わせて式服を替える習慣が定着したそうだ。

最近では気温が18℃を切ったら、秋の衣替えのタイミングだと言う。まさに今がそのタイミング?

それにしても、まさかの長期日本滞在でそれほど洋服は持ってきていなし、新たに購入したところでミラノに戻ればそこそこに洋服はあるので、物は増やしたくない。

ところで、私は衣替えの時期に合わせ、夏服、秋冬服で着られなくなった物をまとめ、シングルマザーの施設を経営している修道会へ持っていく。

衣替えは断捨離のチャンス!子供は大きくなるから、着られなくなった衣服は処分するしかないのだが、自分のものはなかなか処分出来ない。数シーズン着ていないものは処分しよう!と思っても意外にそれができない。しかも着なくなった母の服や娘の服を「もったいない」と言ってもらってしまう!そして、いつか着るかも?の「いつか」は、結局こない。

ちなみにそう言ってもらってしまう毛糸類も多いこと!

処分と整理整頓。苦手だわ...きっと収納上手な人は心の整理整頓もできる人なんだろうなあ。苦笑

衣替えでクローゼットも心もスッキリさせたいもの。

今回は多少の長袖と半袖をスーツケースから入れ替えた。

とは言え、心機一転、気持ちよく新しい季節迎えたいもの!