重用の節句 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

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9月9月、今日は「重陽の節句」。旧暦9月9日は菊が咲くころなので「菊の節句」とも。
 
菊と言うと、どうしても仏壇の花、お墓の花、いわゆる「仏花」と言うとイメージがあり、好きではなかったが中には、脇役にもメインにもなり和にも洋にも似合う愛らしい花が沢山ある。
 
ところで昔は、菊の花を飾ったり、菊酒を飲んだり、菊の花を楽しむとともに不老長寿・厄除けを表す菊は、東洋画や着物の絵柄では延命格調高くおめでたい花なのだそうだ。(詳細はリブログしている下記添付ブログで!)

11月に行われる菊の品評会や菊人形展は、江戸時代に菊の節句の日に行われていた「菊合わせ」の名残。

またこの時期は、収穫の時期でもあることから「栗の節句」として、秋の実りに感謝し、栗ご飯を食べる風習もあったと言う。ああ、栗のお赤飯が食べたい。