子供の頃、よくコスモスの絵を描いたものだ。薄いピンクに濃いピンクの花。そして葉が細くて細かい。やたら葉を丁寧に描いた記憶が...笑
大人になって百恵ちゃんが、さだまさし作詞作曲の「秋桜」と言う歌を歌い、「コスモス」を「秋桜」と書くと知った。余談だが桜の花びらは5枚だが、コスモスは8枚。本来は似ても似つかない。しかもコスモスは独特な匂いがする。
ところで、コロンブスのアメリカ大陸発見後、スペイン人がメキシコの高原に咲くコスモスを見つけて持ち帰り、ギリシャ語の「秩序」、「飾り」、「美しい」という意味の “Kosmos”, “Cosmos”という名になったという。
可憐で優しいコスモス。日本には江戸時末期に種子が伝わったそうで、明治9年、美術学校の教師として来日した芸術家ラグーザ教授がイタリアから種子を持参してきたことから本格的に広まったそうだ。
ラグーサといえば、昨年ミラノのmudecで行われた「伊東マンショ」及び「東洋の印象」展でラグーサの妻であるラグーサ玉の絵を観た。16歳の玉に出会ったラグーザ教授は少女の気をひくために西洋種の珍しい草花を持って通ったと言う。ある時はコスモス、ある時は三色スミレ...さすがイタリア人‼︎
気になる花言葉は、白のコスモスが「優美」「美麗」。 赤が「乙女の愛情」。 ピンクは「乙女の純潔」だ。どれも可愛らしい。
ところで地元でよく見かけるのは、コスモスによく似ているオレンジ色の花。
近所の道路脇に多く咲いているが、父が亡くなり春先にも咲いていたのを摘んで帰った事があるので、年に2回咲くのかと思ったが、6ー10月とかなり長い間、休みなく開花するので、今年2度目か?と勘違いしたのだろう。
花言葉は「野生的な美しさ」「幼い恋心」。
コスモス同様メキシコが原産で、日本に来たのは大正時代で、普及したのは1960年代後半。
真夏の炎天下でもめげることなく元気に育ち花を咲かせて来たキバナコスモス。これから涼しくなって益々花色が鮮やかに冴える事だろう。


