ドロドロ汗とサラサラ汗 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

冷暖房が発達し、なかなか汗をかく機会の少ない現代社会。
 
体に入った有害物質は、75%が排便から、20%は尿から、5%が汗から出るというが、汗をかかないとその毒素は体内に残ってしまう。と言うわけで、デトックスで老廃物を出すには、しっかりと汗をかくことが必要不可欠。
 
ところで、汗腺には2種類ある。体のほぼ全体に分布するという「エクリン腺」と体の中でも特定の部位に存在する「アポクリン腺」。一般的に「汗が出る」と言う時の汗は、エクリン腺から分泌なのだが、このエクリン腺の総数は一人におよそ300万個、1平方センチメートルの皮膚に130〜600個も存在しているのだそうだ。
 
ちなみに汗腺数は、幼少期にほぼ決定すると聞く。それは、汗腺が形成される時の環境が大きく関係する。暑い場所で育った子供は、沢山汗をかいて体温調節しながら環境に対応するため、汗腺も発達しながら環境に対応するため、汗腺も発達しやすく、逆に寒い地方で育つと、汗腺は少なくなると言われているが、今時の子は乳児の時からエアコンの効いた室内で育ち汗をかくことも少ないのかもしれない。もちろん、今年のような災害級の酷暑では、命を守るためにエアコンを使うことも必須かもしれないが、基本汗は体温調節に重要だから、汗腺から汗を出す機能が発達しないといけない。
 
また汗は、肌の保湿作用や免疫機能にも関係している。
 
前置きが長くなったが、ベタベタ汗はカラダが老化している証拠だと効いたことがある。じっとりしたものが出てきても、なかなか流れることはない。
 
前記の「エクリン腺」と「アポクリン腺」。それぞれに汗の性質や汗を出す仕組みが異なる。
 
エクリン腺は、主に体温調節のために出す汗腺で、分泌される汗は無味無臭。サラサラした水っぽい汗を出し、汗腺の開き方が急激 で汗の粒子も細かいと言う。辛いものを食べた時や緊張した時に反射でかくこともあると言う。
 
一方、アポクリン腺は、体の限られた部分にあり特に脇の下に分布。汗腺がじわじわと開き、ベタベタした油っぽい汗を出すと言う。毛根に開口部があり、水以外に塩分や脂肪、アンモニアなどを含む。
 
空手をやっていてもなかなか大量の汗を流すことがなかったが、一時期バドミントンと並行しており、週一のバドで汗を一気に出し(しかも一気にサラサラの汗に変化)通常に汗が流れるようになった。
 
また興味深い図を発見した。男女差による汗の部位だ。
 
男性の方が汗をかきやすいのだろうか?私も毎朝トレーニングをしているが、胸の間と背中の真ん中、胃のあたりもかなり汗をかく事がわかった。
 
いずれにしても汗腺も定期的に鍛えないサラサラ汗にはなりづらいようだ。水分調節しながらいい汗かこう💦