独り言 〜 日常 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

最近ミラノの友人たちからいつ戻ってくるの?と連絡が入る。

 

そうだよね。他人事でもどうなってるの?と思う人は多い事だろう。

 

長男を日本で出産した時も、(彼が)やれアトピーだ、貧血だ、そして気管炎と肺炎で2度も入院し、挙げ句の果てに母の帯状疱疹がうつり水疱瘡になり...周りに(当時住んでいた)ローマにいつ戻るの?と常に聞かれたものだ。

 

そんなの私が知りたいわ。でも帰りたいような、帰りたくないような...。今またそう言った心境。

 

帰りたいような、帰りたくないような...。

 

ちなみに、ローマに戻った時は、夫は脱サラし既にミラノで起業しており、週末しかミラノの自宅に戻って来ず、長女は幼稚園へ行きたがらず毎朝号泣。当時はローマ郊外に住んでおり毎日夕日が沈む頃家の前を横切る羊の群れを見て涙したものだ。

 

人生なんて本当にわからないものだと常々に思う。

 

とくに、今回のこのコロナ禍では、自分の力や努力ではどうにもならない事態になってしまった人が世界中に沢山いることだろう。今までの価値観さえ通用しなくなってしまったことさえある。

 

あらゆる面で「選び直し」が必要となった。大事なもの。必要なもの。なくてもいいもの。いらないもの...。

 

事態がいずれ終息する時、私たちはどこに「戻る」のだろう?

 

今はただ、それぞれがそれぞれの場所で出来ることをするしかないだろう。

 

日常は失われても生活は失われない。

 

人との絆を大切にしよう。