月命日 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
 

今日は父の月命日。

 
「命日」とは、故人が亡くなった月日を指し、別名「祥月命日」と呼ばれる。一方、「月命日」は故人が亡くなった日のみを指す命日。
 
3月8日。忘れもしない「女性の日」。毎年ミラノでは「女性の日」の象徴であるミモザを見ながら父の事を思い出す事であろう。
 
...なのにである!父が亡くなりまだ間もないと言うのに、精神的に余裕がなかったのか、ずっと8日が終わる頃、または翌日になって「やだ、月命日だったじゃん!」と母と笑いあった。
 
昨日、出先からの帰り道、お花を買って行こうとしたら、お盆の花で倍以上の値段になっており、びっくり!
 
お盆といえば、お盆休み。8月と思っていたが(父の実家もそうだった)地元では早く帰国すると(7月)近所になすときゅうりの牛と馬のお飾りが有り、子供達と共に驚いた記憶がある。そっか、ここは新盆なのか!
 
ところで明日、父の納骨を予定していたが、母が体調を崩しており、一時は延期を提案した。しかし母自身、父の納骨を気にしており、そう言った精神的な事でも体調不調に繋がっているようで、やはり予定通りにしようと弟を呼び今夜弟もやってきて、家族3人水入らずに過ごす。
 
今夜は父の好きなのものを食べ、父を偲ぶ日にしたい。