花に癒されて ~ 白百合 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

現在、家の玄関と居間のカサブランカが次々と開花し、家中優雅な香りに満たされている。ちなみに百合の香りは開花から始まり、日中よりも夜の方が増大するそうだ。

 

この香り、副交感神経に働くので、眠りが浅い人やリラックスしたい人におすすめなんだそうな。確かに非常に穏かな気分になれる。

 

ちなみに画像の赤い斑点のある百合は山百合。地元山道で、竹やぶから一本だけ昼顔に思い切りからまれながら、顔を出し、半ば折れている状態のものを持ち帰ってきた。

 

カサブランカと山百合の花言葉は、見たままの言葉で、なるほど!と思う。

 

カサブランカ :純潔

ヤマユリ:威厳

 

ところで、白い百合が気になる時、というのは完璧であることに疲れた時なのだそうだ。

 

他の種類の花とは違って、百合は大きく、堂々と咲き誇る。けれど、花びらが一枚痛めばぼろぼろとおちはじめ、一気に見栄えは悪くなる。そういった姿と完璧を求める姿は似ているのだろうか?

 

最近、短期である仕事をしており、それは笑顔と真心を求められ、失敗は許されず完璧を求められ毎日が一喜一憂。かなり緊張の連日で胃は痛くなるわ、体重は落ちるわ、自分でも頑張りすぎてかなり疲れているな...と感じる。

 

こちらは百合の効能:

 

女性的な感覚を研ぎ澄まし、内面の感情を表現する良き助けになる。
怒りや苛立ちが清められ、人に温かい印象を与える。
果敢にチャレンジする強さを与えてくれる花。

 

白百合に癒される~。