人は皆、病気にならず、幸福の神が訪れることを願いたがるもの。
いうならば、
無病息災 福の神同居...だろうか。
しかし、逆境にあってもいのち朗々、いのち満点だと相田みつをさんはおっしゃる。
現実というのは、決して自分の思い通り、都合通りになるものではない。それどころか益々人は文句をいい、人や物事にあたり、何かしらのせいにしていないといられない。
たとえ、困難に直面しても、それを取り除いてください、と願うのではなく、苦しくてもその困難を受け入れ、乗り越える力を与えてください、と祈りたい。
きっとそれが希望となり、勇気となり、知恵となるもの。
豊かな恵みの時と思えるようになったら、それはきっといのち朗々、いのち満点になるのではないだろうか。
一病息災.一つくらい病気があったほうが、健康に注意するので帰って長生きする、ということだ。
風邪一つ引かず、何をやっても順風満帆のほうが、後が怖い。
会社や仕事も同じ。うまく行き過ぎてしまうほうが、人は自信過剰になり、自己中心的になり、おごり、うぬぼれやすくなる。
つまずくときこそ、ありがたいのだ。
一病息災 貧乏神同居
しかもかくのごとく なりといえども
いのち朗々 いのち満点
ありがたい気づきの言葉。

