今日の日めくりカレンダー ~ いのち明朗 いのち満点 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 
人は皆、病気にならず、幸福の神が訪れることを願いたがるもの。
 
いうならば、
 
無病息災 福の神同居...だろうか。
 
しかし、逆境にあってもいのち朗々、いのち満点だと相田みつをさんはおっしゃる。
 
現実というのは、決して自分の思い通り、都合通りになるものではない。それどころか益々人は文句をいい、人や物事にあたり、何かしらのせいにしていないといられない。
 
たとえ、困難に直面しても、それを取り除いてください、と願うのではなく、苦しくてもその困難を受け入れ、乗り越える力を与えてください、と祈りたい。
 
きっとそれが希望となり、勇気となり、知恵となるもの。
 
豊かな恵みの時と思えるようになったら、それはきっといのち朗々、いのち満点になるのではないだろうか。
 

一病息災.一つくらい病気があったほうが、健康に注意するので帰って長生きする、ということだ。

風邪一つ引かず、何をやっても順風満帆のほうが、後が怖い。
会社や仕事も同じ。うまく行き過ぎてしまうほうが、人は自信過剰になり、自己中心的になり、おごり、うぬぼれやすくなる。

つまずくときこそ、ありがたいのだ。


一病息災 貧乏神同居

しかもかくのごとく なりといえども

いのち朗々 いのち満点

 

ありがたい気づきの言葉。