立てば芍薬、座れば牡丹、歩く姿は百合の花
と言う言葉を聞くが、これは美人の本質なんだそうな。
立てば芍薬
芍薬は、すらりと伸びた茎の先端に美しい花を咲かせる。その香りもたおやかで、フランスではしなやかで爽やかな香りのするワインを、「芍薬のような香り」と言うそうだ。姿も香りも、まさにすらっとした美しい女性そのもの。
座れば牡丹
芍薬も牡丹も同じボタン科なので、花自体はよく似ている。けれど、芍薬は草で牡丹は木。その違いから、牡丹は枝分かれした横向きの枝に花をつけるため、まるで座っているかのように見え、観賞する時も座って観賞したほうが綺麗に見えるのだそうだ。中国では花の王と呼ばれ、華やかさの象徴だとう。
歩く姿は百合の花
百合は、しなやかな茎の先にややうつむき加減に花が咲く。そして、風をうけて揺れる様子は、まるで女性が優美に歩いているようなイメージ。甘い香りは香水としても人気があり、こうした花のイメージから、女性の名前にもよく用いられている。(あっ東京都知事も!)
...というわけで、花名の由来には、たおやかで、やさしげな姿を意味する「綽約(しゃくやく)」から転じた名前だとする説もあるそうだが、いずれにしても、その美しさを讃えられ、花名になったのだという。余談だが、「綽(しゃく)」は、ゆったりとした様を意味する。焦らず、のんびり構えていることを「余裕しゃくしゃく」と言う。漢字では「余裕綽々」。
ちなみに芍薬の花言葉はこちら。
ピンク…はにかみ
赤…誠実
白…幸せな結婚
また、ご近所さんからアガパンサスというかわいらしい紫の花を沢山頂いた。
和名はムラサキクンシラン。そうか、何かに似ていると思ったらクンシランだったんだわ。咲きすぎちゃったからもらってください、といわれたそうだが花屋の店先でみたら、一本300円弱もするもの。沢山咲きすぎちゃったからといっていただけるとは贅沢だわ。
優美なだけでなく端正で凛としており、しなやかさと謙虚さも兼ね備えた花々。女性は外側を繕っても内面が備わっていない限り、花のような美しさは醸し出せないだろう。
花に癒され、花に学ぶ。





