教会活動再開 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

父が他界し早3ヶ月。帰国して3ヶ月が経ってしまった。

葬儀の前に、地元カトリック教会のイタリア人司祭に追悼ミサをあげて頂いたが、本来は非公開ミサも中止の状態となってしまっており、その後, 復活祭も聖霊降臨祭もミサはオンラインであずかるだけとなっていたが、既に緊急事態宣言も解除され、しばらく時間が経過してしまっている

 

・・・がやっと今朝ほど、カトリック東京大司教区・菊池大司教様より、今後の教会活動再開に関する公示文書がyoutubeにて説明された。

 

まず、高齢者と基礎疾患のある方は引き続き教会活動を自粛するよう要請されている。高齢者や基礎疾患がある方が感染した場合、重症化し死亡するリスクが非常に高いわけで、感染リスクを考慮の上、各自の自主的な判断と適切な行動を求められるものとなる。

 

また、聖堂内では、1、5メートルから2メートルの距離をおいて着席することが求められる。所属教会、または共同体の一員となっている教会の指示に従わねばならないが教会の規模によっては、上智大学のあるカトリック麹町聖イグナチオ教会のような大きなところであっても、700席ある主聖堂に入れる人数を100名ほどに限定する必要があるという。つまり参加人数をかなり制限せねばならないということだ。

 

手指消毒など感染症対策を充分に行い、換気を保ち、しばらくの間は全員マスク着用は必須。また、しばらくの間、ミサや集会などで、聖歌を「全員で一緒に歌う」ことを控え、オルガン独奏などに変更。奉納、口(舌)での聖体拝領、接触なしの「平和の挨拶」をしばらく中止ということだった。

 

ミサ以外の会議などは、20名程度までであれば、互いの距離をとり、時間をなるべく短くして行うことは可能だというが、上記イグナチオ教会は、たとえ、公開ミサ(誰でも自由に参加できるミサ)であっても保留。事前に予約をしているグループのみが参加なのだという。

 

また、教区によっては地域の信者の苗字の五十音順で、ミサ参列。一巡するまで2か月かかる...という地区もあるとかで、ウイルスと共生する中で、まだまだ新しい教会のあり方を模索し続けるという十分な感染対策をとっているようだ。感染の状況に応じて対応をこまめに変更。そして、各ステージにおいても感染がリスク下がっていけばその都度条件は随時変更されるという。

 

教会は「信仰の場」である共同体の家。改めて考えさせれる機会となったが、私たちは歴史に残るであろう緊急事態の中にいることを心に留めて、様々な制約の中でも徐々に教会活動を再開できることを感謝しないといけない。

 

一日も早く安心してミサにあずかることが出来ますように。

 


新型コロナウイルス感染症に苦しむ世界のための祈り

 

いつくしみ深い神よ、 
新型コロナウイルスの感染拡大によって、今、大きな困難の中にある世界を顧みてください。

病に苦しむ人に必要な医療が施され、感染の終息に向けて取り組むすべての人、医療従事者、病者に寄り添う人の健康が守られますように。

亡くなった人が永遠のみ国に迎え入れられ、尽きることのない安らぎに満たされますように。 
不安と混乱に直面しているすべての人に、支援の手が差し伸べられますように。

希望の源である神よ、 
わたしたちが感染拡大を防ぐための犠牲を惜しまず、世界のすべての人と助け合って、この危機を乗り越えることができるようお導きください。

わたしたちの主イエス・キリストによって。アーメン。

希望と慰めのよりどころである聖マリア、 
苦難のうちにあるわたしたちのためにお祈りください。

(2020年4月3日 日本カトリック司教協議会認可)

 

 

https://www.youtube.com/watch?v=REZ0TQCA6_Y&feature=youtu.be&fbclid=IwAR17bJm4ktIvH8-p3JoaLTfU14SDm2fA1nJrQPvQTVlc8YOagNkdHGPPkbY