ついにイタリアの学校の2019-20年度が終了。地獄の夏休みに突入することになる。
未曽有のパンデミックによるロックダウン。一斉休校期間がそのまま学年末の6月まで延長されてしまったので、今までオンラインで授業はあったとはいえ、家に閉じこもりがちだった生活から夏休み、といわれても、それほどぴんと来ないのではないだろうか。
ちなみに中学や高校の卒業試験はこれから。長男の高校卒業試験は17日から始まるそうだ。
さすがに子供たちも大きくなったので、学校の行事もぐっと少なくなったし、親も走り回る時期ではなくなったが、私が子供たちと物理的に離れているとはいえ、これが学年末か....と思うと寂しいものがある。子供たちもピッツァータと呼ばれる食事会や生卵や小麦粉をぶつけ合う最終日がないのも寂しいものだろう。苦笑
普段だと、学校が終了し、1週間か10日ほど経つと、進級発表がされる。赤点が1-3個あると、本来は補習をし、8月末に進級試験があるのだが、どうなるのだろう?来年度の教科書の注文は?学校のホームページを定期的にチェックしているがよくわからず。
今朝は、次男のクラスの保護者のグループSNSで、「最終日は教授軍のショぺロ(ストライキ)があるのでは?」と大騒ぎしており、学校のホームページやらニュースを調べたら、そういわれていた時期もあったようだが、さすがに中止されており、授業が普通にあった。
午後一番に、学校どうだった?と次男に電話をすると「別に...。」と一言。「esito finale (最終の進級発表)はいつ?」と聞いても、「Boh...」と気の抜けた返事。案の定、学校のHPを見ても何もわからず...よって来年度の教科書の注文さえどうすべきか分からず。「一時が万事。」いや例外ありきか?
学校側も対応がまったく追いついていないのかも知れぬ。日本人だとどうしても、来年度の教科書をオーダーしてからでないと夏休みには入れぬ、と思いがちだが、まあ今やっても9月にやっても変らないのかな...と思ったり。
ただただ、全て今後のコロナの状況次第なのだが, 新学年度は万全に準備を整えて出発して欲しいと願うが、どうなのだろう...
これほど、勢いのない夏休み突入は気合が入らず。やはり夏休み前はこれでもか!と言うほどピッツァを食べ、女同士のアペリティ-ボなくてして夏突入は寂しいわ。
コロナ禍で品行方正な?日常となってしまった。爆
