旬の花 〜 紫陽花 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

紫陽花が美しくなる季節。
 
 
 
 
本来紫陽花の花は、萼片の奥にある小さく色づいた部分のことを言うそうだ。
 
 
 
 
いつも帰国は7月だったから、ほとんど紫陽花の時期は終わっていた。
 
梅雨景色を美しく彩る紫陽花。日本原産のガクアジサイが西洋で品種改良され、西洋アジサイとして日本に持ち込まれたのだと言う。
 
6〜7月に青、ピンク、白などの色鮮やかな花を咲かせる。
 
水捌け、水持ちのよい土を好み、土が酸性なら青色、アルカリ性ならピンク色の花になる。それ故に、花言葉は、「移り気」や「浮気」「無常」とされる。
 
しかし、紫陽花の色ごとにも花言葉があり、「青=辛抱強い愛情」「ピンク=元気な女性」「白=寛容」。個人的には白、または黄緑がかったアナベルが好き。
 
梅雨は憂鬱だが、雨に映える紫陽花。風流だわ。近々近所の紫陽花寺を訪ねてみよう。