限界を知るのはよいことです。むしろ、知らねばなりません。しかしそれは、絶望するためではありません。神におささげするためです。
「わたしの力ではどうにもなりません。どうぞお助けください」と神にすがるとき、心の奥深くから、困難を乗り越えてすすむための力が湧き上がってきます。神の手の中で、絶望が希望に変えられるのです。
新型コロナウィルスによって、会社、教育現場、行政、流通・・・世界でさまざまなことが混乱している。
父が他界してしまったことは仕方ない。しかし、滑り込みで帰国して、その後家族と引き離され、しかも何も出来ない生活が続くとは誰が想像しただろうか?また、緊急事態宣言により、収入の減少や失業等により生活に困窮し、日常生活の維持が困難となっている世帯の多さ...
これから始まる雇用リストラ、廃業倒産などを思うと、明日はわが身と不安と恐れが高まる。それは、心を束縛してしまう可能性が強い。
きっと「人が人らしく生きることに立ち返る」タイミングなのだろうか。
やはり大切なことは希望を失ってはいけない、ということ。
「もう私には無理です。ここからは、私を使ってあなたがしてください」
困難な時だからこそ謙遜になって限界に耐えるべきか。
「生きることは、託すこと」
某CMのキャッチコピーだが、いい言葉だな...。
