ため息 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

ここのところ、気が付くとため息ばかりついてしまう。
 
いやだな...と思いつつ、またため息。一日何回吐くことだろう。
 
天の父さま
どんな不幸を吸っても
はくいきは
感謝でありますように
すべては恵の
呼吸ですから

河野 進


シスター渡辺の著書によく出てくる牧師さんの詩だ。
 
こんな風に感謝を忘れずに、心美しく生きていかれればどんなに良いだろう。
 
不安、心配、恐れ、悲しみや憎しみ、こういう感情が溜まると、体は、胸やお腹の筋肉が緊張して硬くなり、呼吸が浅くなってしまう。
 
余談だが、心配事を抱えた人の自律神経は、どうしても交感神経優位に偏りがちだという。吐く息に意識をし、「ふーっ」と長く息を吐くことで、浅くなった呼吸が深くなり、副交感神経がしっかり働くと、リラックス感を感じることが出来ると言う。
 
ちなみに「息」という漢字は「自」らの「心」と書く。
 
また、
『息整えば心整う 心整えば息整う 息すなわち心 心すなわち息』。ということわざがあるそうだが、 息を整えて心を浄化するのだろう。
 
「吸」って「吐」くと書いて「呼吸」。沢山吐くことによって、沢山空気が入ってくる。いやな息でも吐いてしまおう。吐いて、吐いて吐ききってしまおう。