友人が、一律10万円給付のオンライン申請が終了したと連絡して来たので、ここK市はどうかな？と検索してみたら、なんと昨日8日正午から始まっていた！(給付対象者が印字された申請書については、5月下旬以降に順次郵送予定とか)
マイナンバーカードを持っていれば、オンライン申請は可能ということだったけれど、ICカードリーダがないと無理だと思っていたら、スマホまたはタブレットの場合は、「マイナポータルAP」というアプリをダウンロードすればよいとの事。なーんだ。早速母のスマホにダウンロードした。
画面に出てきた通りに進んでいき、４桁のパスワードを聞かれた。その後、こういった画像にたどり着く。マイナンバーカードをかざして読み取り処理をするのだが、これがなかなか進まない。
NFC設定というのが必要だとわかったが、NFCって何？どこで探すの？設定でみても、そんな名前出てこない...一つずつ設定を開いていくと、「その他」の「高度な設定」という設定項目に入っていた。
しかし、携帯の画面は変らない。スマホのカバーをとってみたが変らず。私の携帯で友人にいちいち質問し、タブレットで同時に検索。イメージとしては、Suicaを改札に重ねるような感覚とあり、カードは縦？横？振ってみると瞬間的に音がして、あれれ？今私なにやっていたんだっけ？ 結局下の右側のようにカードを置けば確実に反応することが分かった。（まずここに到達するまでどれくらい時間がかかっただろうか？）
ちなみに、この処理にはパスワードが２種類必要となるのだが、署名用電子証明書番号（英数字6文字以上16文字以下）については５回連続で、利用者証明用電子証明書番号（数字４桁）については３回連続でパスワードを間違って入力した場合、パスワードロックがかかってしまい、当該電子証明書は利用できなくなってしまうという。しかも、発行を受けた市区町村窓口にてパスワードのロック解除とともに、パスワード初期化申請をし、パスワードの再設定を行わなければならない。
前後するが、母の振込先の銀行云々の入力もすみ、あとは最後のパスワードを入れ送信！と思ったら、上記署名用電子証明書番号が必要というではないか！
母曰く、そんなのは知らないと... 帰国して直後、母を連れて何度も役所に通ったが、マイナンバーカードのパスワードに関しては、役所の人が一人ひとり呼び出してはカーテンのある個室に案内し、パスワードを更新していたようだが、それはあくまでも４桁の番号であって母は英数字の６文字以上は見た記憶がないという。それは父が全て申請したものだと確信があった。
一時入力を中断し、父が残した記録を全て見直した。マイナンバーカードとあったので、やったあ！と思ったが、そこにしるされているのは、カード上にあった登録番号のみ。マイナンバーが交付されたのっていつ？いつから申請はじまったんだっけ？メモ魔の父が何も記録を残しているはずがない！2015年10月半ばから全国で申請が開始されたとわかり、当時の日記を探し始めた。
父がK市より申請用紙を受領したのは、11月27日。12月のはじめに申請用紙送付。そしてカード受領。全て記録に残っていたし、登録番号は残っていたものの、肝心なパスワードはなし...そんなあ...
ネットでもパスワードが変更できるとあったが、現在のパスワードが分からない限り新しいパスワードには変更できず、役所の窓口に直接出向かなくてはならないのだ。パスワード失念！というよりも、まさか、どこにも父が記録を残していないほうがありえない...脱力した。
そもそも何のために付与されたのか、理解している人も少ないのではないだろうか？しかも、こんなところでつまずくとは想像もしておらず。
マイナンバー総合フリーダイヤルに電話してみたが、つながるはずもなく、市のHPをみると、『マイナンバーカードの暗証番号を忘れてしまった方の再設定の手続きなどで、区役所窓口が非常に混み合います。新型コロナウイルス感染症の拡大防止のため、ご来庁はお控えいただき、特別定額給付金の郵送申請のご利用をお願いいたします。』とあった。明らかに三密（密閉、密集、密接）状態に成り,待ち時間が長引いたり...とトラブルが既に各地で起きているわけで、国のシステムへのアクセス集中待ちとなるケースもありえるだろう。本末転倒だ。
母も、もう郵便で申請するからいい！と言い出した。私としては、あともう一歩！のところまで入力できたのに、悔しい限りである。
https://www.cao.go.jp/bangouseido/faq/faq6.html