コロナ禍の唯一良い面といえば、大気汚染や水質が大幅に改善されたということ。
ヴェネチアの運河に魚やクラゲが戻り、インドでは十数年ぶりに200キロも先にあるヒマラヤ山脈が見えるようになったといい、アメリカでも二酸化窒素の減少したという。ミラノの中心地だって今までにどんだけ交通規制を強いてきたことだろう。今思えば笑ってしまうが、車のナンバープレートが偶数が走れる日,奇数が走れる日、という時代もあったほど。
けれど、人間の場合はどうだろうか?
本来どんなものをみても人の反応というのは様々。平面にしか見えない人もいれば、多面的に見る人もいるだろうし、角度も様々だ。しかし、綺麗と思える人は、心に余裕があり、綺麗と思うことが出来る素晴らしい心がある人。
しかし、もし、心が不安や恐怖に取り付かれると、人の言動やら短所が気になったり、否定的になってしまう可能性もある。
自分が人の言葉に傷つけられることもあれば、逆に相手を傷つけることもあるということを忘れないようにしていたい。人は、自分が傷つけられたことだけはそうそう忘れられないのだから。
今回のロックダウン中の教訓の一つだ。
