今日の日めくりカレンダー 〜 あの人 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

実家のトイレには、相田みつおさんのひめくりカレンダーがある。

 

かれこれ10年ほど前、帰国中、相田みつお美術館へ出かけた際、購入したものだ。ミラノの家にもあるが、バージョンが違う。

 

今日(11日)の日めくりカレンダーはこちら。

 
 
あの人
 
あの人がゆくんじゃわたしはゆかない 
あの人がゆくならわたしもゆく 
あの人あの人
わたしはどっちのあの人か? by 相田みつお
 
未曾有のパンデミック。
この緊急事態において、各国、各都道府県のトップの判断力・責任感・リーダーシップの「ある」トップと「ない」トップの違いが浮き彫りになってきた。
 
100人のトップがいたら100通りの施作はあるだろうが、どのトップが本当によいトップで、どのトップがそうでないのか?その場凌ぎなのか?未来を考えて国民を真から守ろうとしているのか?概して多くの年寄りのリーダーは何も出来ないし、どうしようもなく遅い。若いトップは強いリーダーシップと決断力、そして間髪いれない実行力を見せてくれている。
 
Twitterでは、大阪の吉村知事への府民のツイートで、「ええからはよ寝なさい」とか休業補償を国に掛け合ってきたが容認されず大阪の少ない財源では補償できないことを謝る知事へは「かまへんよ」「ないもんはないんやからしゃーない」「最高やな…頑張ろう!!」
 
そして、
 
分かったから!自粛するから!家にいるから!吉村寝ろ...などと一生懸命な知事に対する府民の愛のメッセージ(皆が皆そうとは限らないが)が続いた。
 
いずれにしても、国民の命がかかっているわけで、国民と共に難局を乗り越えるトップであるためには、国民から常に敬意を払われているような政治家でなくてはならない。
 
コロナが終息した時、今まではとは違う生き方、考え方、そしてトップを見る目、そして選び方も変るだろうか? 心の目を養う時期だ。