今日は満月だ、とテレビで言っていた。そうよ、今週末「復活祭」だもの!と思い出した。
復活祭は春分の日直後の満月の日曜日だ。よって毎年その日にちが変るわけだ。
ところで今回の満月は「スーパームーン」と呼ばれるもので、地球に近い分大きく見え、明るさも30%アップするのだそうだ。
それにしても、日本語には月にまつわる美しい言葉が沢山ある。以下、私が独断と偏見?で春にちなむ月の呼称を選んでみた。
弄月(ろうげつ) 月を眺めて楽しむこと
春月(しゅんげつ) 春の夜の月
天満月(あまみつつき) 空を明るく照らす満月の別名。
雨夜の月(あまよのつき) 雨の日に雲に隠れた月のようにあっても見えないというたとえ
盈月(えいげつ) 満ちている月。満月
円月(えんげつ) 満月
煙月、烟月(えんげつ) 煙がかかったように、かすんで見える月
朧月(おぼろづき、ろうげつ) 霧などに包まれて、柔らかくほのかにかすんで見える春の夜の月
月夕(げっせき) 月の明るい夜
江月(こうげつ) 河の上にかかる月
| 皓月(こうげつ) | 明るく輝く月 |
孤月(こげつ) 寂しそうに見える月
湖月(こげつ) 湖水に映った月。湖上の月
などなど...月にまつわる呼称は100個くらいあるから驚きだ。
満月は月の引力が最も強くなり、また、達成エネルギーに満ちているという。 日光を浴びることで作られる物質にセロトニンというのがある。セロトニンは、人間の精神面に大きな影響を与える神経伝達物質で「レアルアドレナリン」「ドーパミン」と並び体内で特に重要な役割を果たす“三大神経物質”の一つだが、セロトニンが不足すると精神のバランスが崩れ、暴力的になったり、うつ病を発症する原因ともなるといわれている。そのセロトニンは、月光浴でも作られるそうだ。
月を眺めて癒されよう。
