「ある」ものと「ない」もの | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

未曽有のパンデミック。

 

世界の多くの国が封鎖生活となっている。

 

大人だって引きこもりは辛いのに、子供たちはなおさらだろう。

 

「家で過ごさなければならない」と考えるか、「家で過ごすことができる」と考えるか。すべて考え方次第。

 

また、「あれもない」、「これもない」と思うかもすべて考え方次第。

 

ないものを数えるのではなく、「あれもある」し、「これもある」と、あるものの多さに感謝しよう。ないものを探しに行こうとするよりも、今あるものを生かして使う。今あるものに満足できるようになれば、やがてないものが気にならなくなる。

私たち人間は皆それぞれ欠点をもっている。子供も大人も、みんな一緒。その欠点を直そうとするよりも、長所を生かす方に目を向けることのほうが建設的だ。すると、欠点は自然に他の誰かがカバーしてくれるようになる。

物は考えようだ。何事もよく考えよう。