大変 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

そろそろ、次男のパスポートが切れるので、本来は復活祭の休暇中に更新手続きに、領事館へ出かける予定であったが、時間もあることで今朝出かけてきた。

 

通常は手続きに4-5日かかるパスポート更新だが、このご時勢何が起きるかわからないので、手元にパスポートは必要でしょうから、明日には発行しますね、と言われた。はやっ!

 

帰りがけに中華街へ。先週よりも服飾のお店は開いていたが、美容院や飲食のお店はいまだ閉まっていた。近所でも中国人経営のお店はほとんど閉まっている。諦めていたが、覗いてみたら開けている食材店があった。「ツーツー(私の名前の中国語読み)!なんでマスクしてないんだ?」と言われた。いやあーポケットにいつもマスクは入れているけれど、時と場合によってマスクがしづらい時もある。

 

ところで、ついにイタリア中の学校が3月15日まで休校となるのか?コンテ首相のゴーサイン待ちである。

 

たとえ、一時的に経済的損失は大きいとはいえ、何よりも感染を封じ込めることが優先事項であろう。世界中で最新のアンチウイルス対策が期待されている。

 

また、3月29日に予定されている国会議員数の削減に関する国民投票(リファレンダム)の延期については、依然として不確実のようだ。しかし、それが行われれば、また投票場となる学校は休校。(とほほ...)

 

学校休校に関しては、国民的には、あと一週間、あと一週間と休みを延長し、さらに4月になれば復活祭休暇もあるというのに、どこかで調整してくれるのだろうか?働く親は、子供がそうそう家にいられても困るわけで、日本同様、子供をみてくれる施設なりグループが必要で早急に組織してもらいたがっている。

 

また、今日は、75歳以上の高齢者及び/又は慢性疾患、多発性疾患、先天性または後天性免疫抑制状態の人への推奨として、不必要な外出を制限し、安全性/対人距離(最低1メートル)維持できない混雑した場所を回避するよう発表された。イタリア人が日常的に挨拶としてするハグやバッチョ(キス)も避けること。

 

大変なことになってしまった。人によっては「第3次世界大戦」だ!と言っている人もいたが、これは「大惨事世界大戦」だろう。冗談はさておき、『大変』という字は『大きく変わる』と書く。

 

良くも悪くも「大きく変わる」時期。生き方、考え方。仕事のあり方もそうだろう。先が見えず皆不安ではあるが、ここは立ち止まって考えることも必要だ。今後、どう生きるか。どう生きていくか。

 

大きな試練に直面し、人間の弱さを誰もが痛感していることだろう。けれど、自分一人では乗り越えられないほど大きな試練も、私達の間に助け合う心が生まれ、互いに助け合い、支え合うならば、必ず乗り越えられことだろう。希望を捨てずに前を進んでいこう。