雛祭り 2020 | ミラノの日常 第2弾

ミラノの日常 第2弾

イタリアに住んで32年。 毎日アンテナびんびん!ミラノの日常生活をお届けする気ままなコラム。

 

3月3日は「雛祭り」。

 

先日も書いたが、雛祭りの起源は、もともと雛人形の原型となった厄を祓って水に流した「ひとがた」を立体化したもの=「立ち雛」と言われている。やがて時代と共に、雛人形は立派で豪華絢爛なものになり、雛人形を川へ流すのではなく、「飾る」事で厄を祓う形へと変化して行ったのだそうだ。

 

また、桃の花の季節だから、「桃の節句」とも呼ばれる。また桃には百歳(ももとせ)まで生きられるように、という不老長寿の願いも込められていたのだと言う。また、桃には邪気をはらう力があると言われていたのだという。鬼退治に行く「桃太郎」もそのためなのだろう。余談だが、京都にある陰陽師安倍晴明の「清明神社」には厄除けとして桃が祀られているのだそうだ。つまり、桃は魔除け、厄除けの果物のようだ。

 

ここ数年、長女不在の雛祭り。今年は共にお祝いができるか?と思ったが、やはり不在。我が家の男どもとちらし寿司とかきたま汁をいただいた。でも、赤い色が魔よけになるという海老や、穴が空いているため、先の見通しがよくなると言われているレンコンまめまめしく、健康でそして、まめに働けるようになる豆は入れなかったし、また昔から霊力が宿っているといわれていると考えられていた貝も入ったお吸い物じゃないし...爆

 

とはいえ、「雛人形をいつまでも出しておくと娘が縁遠くなる」というのは、昔からよく聞く話。今や関係ないと思いつつ、さっさとしまった。爆 ここにジェンダーフリーを研究している長女がいたら、逆に、何が女の子のお祝いよ!何が結婚よ!と怒られそうだから、不在で良かったのかも。苦笑